2008年2月 3日 (日)

大河ドラマ「篤姫」・第5回「日本一の男」

今週は
降ってわいた於一(篤姫)@宮崎あおいの
縁談に
肝付尚五郎(後の小松帯刀)@瑛太が
苦悩するお話。
 
 
見所は尚五郎の悶絶ぶりで,
水をかぶったり,木刀を振ったり,
あげくに
なぜか琵琶を鳴らしたり。
 
琵琶といえば
去年の大河では
あのお方がよく鳴らしていたけど,
そのうち
尚五郎が
「我は毘沙門天の化身なり」とか何とか
言い出さないだろうか,
などと見ていて心配になった頃合いで
意を決した尚五郎が
今和泉家の屋敷に突入。

 
島津忠剛@長塚京三に
於一の嫁取りを申し出て
首尾良く
嫁取りOKと縁談お断りの了解を取ったのだが・・・

歴史上の事実として
於一が尚五郎と結婚するはずがないわけで,
思いの丈を吐露して
鼻息の荒い尚五郎が
すぐに奈落の底に突き落とされるのは明らか。
何だかなあ。
 
 
 
さて
尚五郎の申し出を受けた翌日,
藩主・斉彬の招きで登城した忠剛は,
てっきり縁談のあっせんかと思って
断りの返事をしたのだが,
斉彬の話は
於一を島津本家の養女にしたい
という意外な内容だった・・・
というところで次週に続く。
 
 
 
 
今回は,
ホント,見ていて尚五郎が哀れで
何とかならんもんかいな,
大河ってよく歴史的事実をちょこっといじったりするし,
とか思ってしまうのだが,
さすがに,
尚五郎が於一を嫁にする展開になったりしたら
架空戦記みたいになって無理があるし,
そもそも
「篤姫」が誕生しないことになって
看板に偽りありになってしまうしねぇ。
 
結局,
去年の勘助と諏訪の姫様みたいな
プラトニックな関係になっていくんだろうか。
ただ
勘助は由布姫と割とよく会っていたけど
本家の姫様になった以降の篤姫と尚五郎は
もうほとんど
会える見込みがなさそうなんだよな~。
会えるのと会えないのとで,
どっちが酷なのかはよく分からんが。
 
 
 
来週は第6話「女の道」。
 
何やら菊本を軸に
ハードな展開になりそう。
予告映像で尚五郎さん泣いてるし。

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2008年1月27日 (日)

大河ドラマ「篤姫」第4回「名君怒る」とりあえずレビュー

先週の第3回「薩摩分裂」は見たんだけど,
レビューはさぼってしまった。
ちょっといい話,
という感じのストーリーだったんだが,
総集編では削られそうな話ではある。
 
自分としては
まぶたの上に墨で絵を描いてまで
笑いを取りに行った
於一@宮崎あおいの体を張ったギャグが
印象に残った程度。
 
あ,そうそう
大久保の母・フクの怒った眉毛を見て
由布姫って目から上はお母さん似なんだね,
と強く思ったことも付言しておこう。
 
 
で,今週の「名君怒る」であるが,
於一(篤姫)が対面かなった藩主・斉彬@高橋英樹に
ずけずけと「お由羅騒動」関係の処分に関する質問を行って
斉彬を表面的にちょっと怒らせるけど
その実,斉彬はそんな於一を気に入っていた,
という何とも予想通りの展開で,
これまた総集編では削られそうな気がする。
 
 
まあ,今のところ,
主要人物が徐々に絡み出したところだから
視聴者の予想を裏切る展開も
むずかしいとは思うのだが。
 

それと
斉彬,本心では全然怒ってないな。
サブタイトルに「怒る」と入れるからには,
もうちょっと怒ってほしかった。
 
たとえば
  
 
 於一「処分されるべき者が処分されず,
     許されるべき者が許されないのは
     なぜなのでございますか?」
 
 (於一,斉彬を上目遣いに睨み付ける)
 
 斉彬「・・・・その方,余のまつりごとに
    不服があると申すか!?
    そこに直れ!!」
 
 (斉彬,抜刀して於一に斬りかかる。)

 於一「ぎゃーっ!!」
 
 (於一,肩先を切られて仰向けに倒れる)
 
 小松清猷「殿,どうかおこらえくださいませ!!
     姫さま,下がられよ!!」
 
 斉彬「ええいっ,邪魔立ていたすなっ!」
 
 小松「ぐはーっ!!」
 
 (斉彬,小松を一刀のもとに切り捨てる。)

・・・・とか。
初対面エビで
ここまで話を作るとやりすぎか。
 
 
ともあれ,
藩主の斉彬から郷士の西郷,大久保まで
於一のことを気にしているという
「巧名が辻」テイストで
今後も話が進んでいきそうな。
 
 
 
次回は第5回「日本一の男」
なんか植木等が出てきそうなサブタイトルだ。



 
 

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2008年1月13日 (日)

大河ドラマ「篤姫」第2回「桜島の誓い」とりあえずレビュー

自分は
どうも「風林火山」のキャストが
まだ頭から抜けきれないのか,
篤姫@宮崎あおいが「姫様」と呼ばれるために
諏訪の姫様の
不機嫌な眉毛を思い浮かべてしまう(笑)。
 
と思っていたら,今週は
諏訪の姫様(の中の人)の母上(真野響子)が
大久保利通の母親・フク役で出てきた。
大河は多分93年「炎立つ」以来じゃないかな。
 
 
ところで
今週OPを見ていて気が付いたんだけど, 
肝付尚五郎(後の小松帯刀)@瑛太は
OPクレジットで主人公の篤姫の次の位置。
 
ということは
「風林火山」でいえば晴信,
「功名が辻」でいえば一豊様と
同じ立ち位置になるわけで,
小松帯刀がこれほど重要な役になるとは
原作読んでいないこともあって 
けっこう意外であった。
 
史実としては
幕末において非常に重要な人物なんだけど
明治3年に亡くなっているんで
明治政府では活躍できなかったせいか,
ドラマとかでは
あんまり目立たないみたいなんだよね。
 
 
さて,
今週のストーリーは
篤姫が先週同様,
肝付尚五郎と友達以上・恋人未満の
関係を続けつつ,
調所広郷@平幹二朗とも心の交流を遂げるという展開。
 
篤姫,尚五郎にものすごく強気で
尚五郎はたじたじ。
この二人の関係が
最終回付近の江戸無血開城に生かされるんだろうかね。 
 
 
それから,
調所さん,篤姫のことを
島津斉興公と話をしている最中に思い出したり,
はたまた自害の直前に思い出したりと
非常に気にとめていたけど,
やはり惚れていたんだろうか?
 
年齢は祖父と孫娘くらい離れているけど
去年の勘助と由布姫だって
原作ではそのくらい離れているしな。
 
篤姫の方も
調所さんのことを好きでしたと言っていたから,
調所さんも少しは報われたんじゃないかと思う。

 
 
調所さん関係でのちょっとした見所は
阿部正弘@草刈正雄が
島津斉彬@高橋英樹と示し合わせて
調所を詰問する場面。
 
これって05年「義経」で言うと
平知康が藤原秀衡と組んで
後白河院を責めているという構図だ。


 
島津斉興@長門裕之は
本大河では悪役的位置づけなんだけど,
「どんど晴れ」の平治さんのイメージがあるせいか,
どうしても
頑固だけど本当はいい人に見えてしまう(笑)。
 
実際,調所の自害に際しては
家臣思いのちょっといい人であることが判明。
そのうち篤姫を座敷わらしと呼んだりは・・・しないか。
 
それに比べてお由羅の方@涼風真世は
調所の死を良かったと喜んだりして
ちょっと冷徹。
呪詛騒動の際には
生き霊となって床下に表れたりして,
なかなか凄いかも。

 
それにしても
第1回の篤姫がお腹にいる時に
母親・お辛の前に現れた謎の坊さんといい,
今回の生き霊といい,
どうも本大河は
「義経」ばりのファンタジー路線に行きそうな気もする。
 
 
次週は第3回「薩摩分裂」。
松坂慶子が登場の模様。
 

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2008年1月 6日 (日)

大河ドラマ「篤姫」第1回「天命の子」とりあえずレビュー

今年の大河「篤姫」は
勘助が討ち死にした第4次川中島から
270年余り後の幕末の話。
 
幕末が取り上げられるのは04年「新撰組!」以来,
薩摩出身者が主人公となるのは
実に90年「翔ぶが如く」以来のはず。
「風林火山」が
88年「武田信玄」を意識した作りだったように
本大河にも「翔ぶが如く」のオマージュが入ったりするかも。

 
それにしても,
視聴率的に苦戦することが多い幕末物の大河だが,
本作はジンクスを破ることができるかどうか。
 
 
さて,
OPは
CGと実写を交えた作りで
主人公の篤姫@宮崎あおい本人が登場。
 
穏やかな音楽は
89年「春日局」のOPを
彷彿させるイメージのものである。
 
出演者のクレジット表示は
過去2年間,横書きだったものが
本大河では縦書きに戻った。
なんでだろ? 

外国人の出演が多数見込まれる
本大河のような幕末物こそ
横書きが便利そうな気がするんだけど。 
 
 
出演者を見ると
 
 島津斉彬@高橋英樹(「義経」で藤原秀衡)
 調所広郷@平幹二朗(同・後白河院)
 西郷隆盛@小澤征悦(同・源義仲)
 阿部正弘@草刈正雄(同・平知康)
 
と第1回だけでも
05年「義経」と共通する顔ぶれが多いことに気付く。
 
今後も松坂慶子や稲森いずみの登場が
予定されているようで,
「義経」のキャラとごっちゃになりそうな気が(しない?)。
 
 
 
本編の方だが
於一(おかつ,後の篤姫)の誕生,子供時代と
後のお由羅騒動の導入部分とが
両者絡みつつ並行して描かれていた。
 
ま,今回は
登場人物の顔見せ程度といった感じかな?
 

於一の少女時代の子役は
宮崎あおいによく似ており,
「義経」の神木隆之介君以来のヒットと言える。
演技も上手かったし。
 
 
気になったのは
宮崎あおいになってからの於一と
肝付尚五郎(小松帯刀)@瑛太の
標準語での現代口調の会話。
 「でしょ?」「はい?」「さあ?」とか
いう台詞回しである。
 
私自身は
時代劇口調や地方語に
こだわる必要はないと思うのだが
(完全に過去の時代の言葉を再現したら,
そもそも視聴者が理解できないし)
今回は
現代口調の登場人物がいる一方で
時代劇口調や薩摩語で話す登場人物もおり,
一貫していないところに
違和感を感じたという次第。
 
まあ,西郷が現代口調の標準語で話したりしたら
それはそれで違和感があるのも確かなんだが・・・。

 
 
それと,
調所広郷の屋敷に乗り込んでしまう於一には
早くも「巧名が辻」化の気配を感じるのだった。
  
 
 
次回は第2回「桜島の誓い」
 
平幹,早くも退場する模様である。

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