大河ドラマ「篤姫」第1回「天命の子」とりあえずレビュー
今年の大河「篤姫」は
勘助が討ち死にした第4次川中島から
270年余り後の幕末の話。
幕末が取り上げられるのは04年「新撰組!」以来,
薩摩出身者が主人公となるのは
実に90年「翔ぶが如く」以来のはず。
「風林火山」が
88年「武田信玄」を意識した作りだったように
本大河にも「翔ぶが如く」のオマージュが入ったりするかも。
それにしても,
視聴率的に苦戦することが多い幕末物の大河だが,
本作はジンクスを破ることができるかどうか。
さて,
OPは
CGと実写を交えた作りで
主人公の篤姫@宮崎あおい本人が登場。
穏やかな音楽は
89年「春日局」のOPを
彷彿させるイメージのものである。
出演者のクレジット表示は
過去2年間,横書きだったものが
本大河では縦書きに戻った。
なんでだろ?
外国人の出演が多数見込まれる
本大河のような幕末物こそ
横書きが便利そうな気がするんだけど。
出演者を見ると
島津斉彬@高橋英樹(「義経」で藤原秀衡)
調所広郷@平幹二朗(同・後白河院)
西郷隆盛@小澤征悦(同・源義仲)
阿部正弘@草刈正雄(同・平知康)
と第1回だけでも
05年「義経」と共通する顔ぶれが多いことに気付く。
今後も松坂慶子や稲森いずみの登場が
予定されているようで,
「義経」のキャラとごっちゃになりそうな気が(しない?)。
本編の方だが
於一(おかつ,後の篤姫)の誕生,子供時代と
後のお由羅騒動の導入部分とが
両者絡みつつ並行して描かれていた。
ま,今回は
登場人物の顔見せ程度といった感じかな?
於一の少女時代の子役は
宮崎あおいによく似ており,
「義経」の神木隆之介君以来のヒットと言える。
演技も上手かったし。
気になったのは
宮崎あおいになってからの於一と
肝付尚五郎(小松帯刀)@瑛太の
標準語での現代口調の会話。
「でしょ?」「はい?」「さあ?」とか
いう台詞回しである。
私自身は
時代劇口調や地方語に
こだわる必要はないと思うのだが
(完全に過去の時代の言葉を再現したら,
そもそも視聴者が理解できないし)
今回は
現代口調の登場人物がいる一方で
時代劇口調や薩摩語で話す登場人物もおり,
一貫していないところに
違和感を感じたという次第。
まあ,西郷が現代口調の標準語で話したりしたら
それはそれで違和感があるのも確かなんだが・・・。
それと,
調所広郷の屋敷に乗り込んでしまう於一には
早くも「巧名が辻」化の気配を感じるのだった。
次回は第2回「桜島の誓い」
平幹,早くも退場する模様である。
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