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2007年9月30日 (日)

大河ドラマ「風林火山」第39回 「川中島!龍虎激突」

先週は「風林火山」関係でニュースが二つ。
 
一つは
9月26日にクランクアップしたこと,
もう一つは
予定話数を1話増やして全50話になったことです。
 
詳細は分かりませんが,
時間が増えた分を
勘助死後の武田家の運命を描いた
エピローグ分に充てたりするのでしょうかね?
 
暴走する勝頼を
あの世ではらはらしながら見ている
勘助と由布姫の姿が描かれたりとか。
 
あるいは,
「風林火山」を
武田に恨みを持つ勘助と由布姫が
協力して武田家を乗っ取って
滅亡に追いやろうとする話だという視点から,
武田家を滅亡に導いていく勝頼を見て
あの世で
頭を抱えるカピ様の脇で
勘助と由布姫が「四郎さま,GJ!」と
手を取り合って喜んでいるシーンが
描かれたりとか(それはないか)。 

 
それから
勘助の妻・ミツ役だった貫地谷しほりが主役の
朝の連ドラ「ちりとてちん」が今週月曜日からスタート。
先週,太吉にリツと取り違えられて
「もののけじゃあ~」とか言われていたミツですが,
現世に転生して落語家を目指すようです(笑)。
現世のミツは
父親が吉川元春(松重豊),
母親が濃姫(和久井映見)。 
 
今週の「風林火山」の直前,直後に
「ちりとてちん」の予告編が入れられていたのは,
やはり狙ってのこと?
それにしても
濃姫さまの言っていた
”「ちりとてちん」とかけて,大リーグのイチローと解く” 
のオチが気になるでごいすな。
 
 

○オープニング
 
「花」枠には
由布姫@柴本幸が3週ぶりに登場。
よ~し,今週こそ
もう一人の「宿命の女」中心に
レビューするぞ~,
と思ったら出番一瞬だった(泣)。
かちむしって何ですか,姫さま?
 
軍配枠はクレジットなし。
 
大トリは
登場すれば指定席となる
宇佐見定満@緒形拳。
役柄からすれば軍配枠に
これほどふさわしいキャラクター
もいないんでしょうけど,
まさか緒方さんを
トリグループから出すことはできませんしね。
 
そして
今週はトリグループが
大トリの宇佐見だけだった関係で
後ろから2番目の位置に
柿崎景家@金田賢一。
金田賢一さんの大河出演っていうと
80年「獅子の時代」の弥太郎役を
思い出すな~。
去年の「功名が辻」には
三成を捕まえる田中吉政役で出てましたっけ。

 

○諸角,意地を見せる
 
今週は遂に長尾景虎@ガクト(Gacht)が
北信濃に出陣。
出陣前の軍議では一人で長演説,
家臣たちのセリフは「オーッ」だけ。
 
対する武田晴信@市川亀治郎は
山本勘助@内野聖浩の進言により
本陣を置いた塩田城から出ずに
家臣たちを派遣して長尾軍と戦わせますが,
長尾軍は次々と城を落として進軍。
 
勘助に言わせると
景虎を武田側の懐深くまで
誘い込む作戦なんだそうですが,
長尾軍が勘助の予想とは異なり
重要拠点の深志城方面に進軍したため,
ちょっとヤバイと思った晴信は
深志城を守るために
その前衛基地の刈屋原城に
諸角を派遣。
諸角,何やら心に期するものがある様子。


 
ところが今度は
長尾軍の進軍速度が予想以上に
早かったために
勘助の発案で刈屋原城を捨てて
深志城に兵力を統合することに。
 

武田の刈屋原城放棄を聞いた
長尾軍の軍師・宇佐見は
深追いになってきたと見て
景虎に撤退を進言しますが,
その直後,退いたはずの
武田軍が刈屋原城に戻ったという報が届き
景虎は城攻めを決意。
 
 
しかし,
これは諸角の軍令違反の行動でした。
先週の教来石改め馬場信春@高橋和也の
「ただ生きながらえることのみを忠義と心得・・・」という
暴言を気にしていた諸角は
刈屋原城を枕に討ち死にし,
武田軍の士気を高めようと決意していたのです。
・・・・って,
武田軍,そのせいでやばくなってるんですけど(泣)。


深志城で
諸角籠城の報を受けた教来石改め馬場は
「まさか,あれを真に受けて・・・・」と絶句。
御貴殿のせいですぞ~。
 
諸角籠城の知らせは本陣にも届き,
幼い時から守り役の諸角を父親代わりに育った
武田信繁@嘉島典俊はいつになく狼狽。

もう言わないと決めたはずの
「兄上~」という言葉まで使って
カピ様に泣きついて甘え(?),
刈屋原城に援軍に向かわせてもらいます。
 
 
一方,勘助は
もし刈屋原城が戦って落とされたら
北信濃の領主たちが寝返るからヤバイ,
ということで
一休さんのように速考の上で
周囲の軍勢総厚めによる夜襲を発案。
 
 
この夜襲の動きは
長尾軍によって把握されますが,
刈屋原城籠城策って下手すぎておかしいな~,
はやく撤退した方がいいんじゃないかい,
とか思っていたらしい宇佐見は,
これを好機とばかりに
挟み撃ちされないうちに撤兵するよう
景虎に進言。
景虎は無念そうですが
長尾軍は撤退します。
 
 
長尾軍撤退後,
晴信は諸角を呼び出します。
真意を問う晴信に対し,
諸角は許しを請う信繁に無用だと言った上で
もう自分は年老いて役に立たないので
死んで武田軍の士気を高めたいと思った, 
と軍令違反の理由を説明し,
自ら厳罰を要望。
 
しかし,そこはひねくれ者のカピ様のこと,
役に立つか立たないかは儂が決めると激怒,
諸角に向かって生き恥をさらせ,と宣告。
諸角は事実上,責任を
問われないことになったのでした。
めでたし,めでたし(?)。
 
それにしても,勘助,
あんで信繁様より上座に座っとるだよ?
 
 
 
○その他
 
さて,一度撤退しかけた長尾軍ですが,
こちらはインスピレーションで動く軍神・景虎のこと,
途中で急に信濃に軍を引き返します。
 
今度は晴信も出陣,
両雄は犀川を挟んでにらみ合い。
 
 
犀川にサイが出る前に動いた方が負け,
という勘助の読みでしたが,
サイが日本の川に出てくるはずもなく,
ナルシスト・景虎が
自らの美形ぶりを武田軍に見せつけた後に
長尾軍は撤退,
ここに第一次川中島の戦いは終局を迎えたのでした。
(サイの話は嘘です。念のため) 
 
たしか,88年「武田信玄」では
同様のシーンで
晴信と景虎が
テレパシーで会話しちゃっていた記憶が。
この「風林火山」でも
武田家中ではテレパシーが使えるみたいですし,
景虎はああいう人ですから,
今後,両雄のテレパシー会話シーンがあり得るかも。
 
 
 
それと,
 今回のお笑いシーンは
 
   茂 吉:伝兵衛さんは景虎に会ったことがあるだか?
 
   伝兵衛:ああ。
 
   茂 吉:どんな顔だっただ?
 
   伝兵衛:おらみたいなな顔だっただ。
 
 
嘘付けーっ!!(笑)
 
直後の琵琶を弾いている景虎,
心なしか怒っているような。
 
 
それから
リツとおくまの
”心配で夜眠れないから昼寝している”
というのもGJなギャグでした。
 
 
○次回は第40回 「三国同盟」
 
88年「武田信玄」でも
まったく同じサブタイトルの回がありましたけど,
オマージュっぽい展開とかセリフとかが
次回にありますかどうか。

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2007年9月26日 (水)

大河ドラマ「風林火山」第38回 「村上討伐」

「風林火山」も今週で第38回。
 
第38回というと
「功名が辻」で言えば「関白切腹」の回。
だんだんゴールが
近づいてきたわけですね。
 
ちなみに,
この「関白切腹」の回で
秀次側近の前野景定を演じたのは,
本大河の
「武者震いがするのお!!」
庵原元政役の
瀬川亮さんだったのでした。
 
 
 
  
 
○オープニング
 
今週こそ,
もう一人の「宿命の女」こと由布姫@柴本幸を
中心にレビューしようと思ったんですが,
またまた登場なし。
由布姫はあと3週で退場なのに~。
「花」枠ノンクレジットは
すっかり見慣れちゃいましたね。
 
 
  
○教来石改め馬場信春,久しぶりに目立つ
 
本編の方ですが,
今週は
教来石改め馬場信春@高橋和也が
予想どおりの活躍。 
 
 

先日からなぜか
調略否定の武闘派になっている
教来石改め馬場信春は,
今週は軍議の場で
村上軍に対する強攻策を主張。
 
軍議後も怒りまくる教来石改め馬場を
諸角虎定@加藤武が
別室に連れて行ってなだめますが,
教来石改め馬場は
逆に諸角を弱腰を非難して
部屋から立ち去ります。
 
ムッとした諸角,
何か心に期するものがあった模様。
どうやら次回の諸角の行動につながりそうです。
 
 
ところで,
教来石こと馬場については,
二十数年後の長篠の戦いに際して,
武田勝頼(いうまでもなく四郎クンの成長後の姿)に
戦闘前の撤退を進言するも退けられ,
あまつさえ勝頼から
「幾つになっても命は惜しいと見える」などと
侮蔑の言葉を投げかけられたために
自ら先頭に立って織田・徳川連合軍に突入,
壮絶な戦死を遂げたという話が伝わっているそうですが,
(侮蔑の言葉云々は史実性が低いとも) 
今週のこのエピソードはそれと逆パターン。
因果は巡るということを示す
エビなんでしょうか?
 

 
いつもなら
この程度の出演があれば
登場終了となる
教来石こと馬場信春ですが,
今週はまだまだ活躍が続きます。
 
 
北信濃の諸領主が次々と武田に降ったため
追い詰められた村上義清は
本拠地・葛尾城を脱出し,
越後の長尾景虎@ガクト(Gacht)を頼ることに決定。
 
その際,
村上義清は 
自身は武田の待ち伏せの可能性が大きい
川の浅瀬を突破し,
奥方の玉ノ井や侍女たちを
武田の監視が緩そうな
川の深瀬を舟で渡らせる
という策を採用。
 

ところが,
教来石改め馬場は
裏を読んで
義清が川の深瀬を渡ると考え,
伏兵を置きます。
 
 
結果として,
玉ノ井+侍女たちは
川を渡り終えたところで,
教来石改め馬場の軍勢と
バッタリと顔合わせ。
 
もはや
これまでと玉ノ井と侍女たちは
次々と自害。
侍女に混じっていたヒサ@水川あさみも
腹に子を宿したまま自害しようとしますが,
教来石改め馬場はこれを阻止,
自分がかつて
矢崎家で世話になった教来石であることを名乗り,
ヒサに生きるように諭します。
 
この二人,知り合いだったっけか?
と思いましたが,
考えてみると,
馬場が教来石時代に
武田を裏切ったように見せかけて
矢崎家に居候していた際に
顔見知りになっていたんでしったけ。

腹の子が平蔵であることをも
言い当てられたヒサは
自害をあきらめて立ち去りますが,
その際に
教来石改め(←いい加減にしつこい?)馬場の顔面に
唾をペッと吐きかけていきます。
 
 
何かデジャブーなシーンだなと思ったら,
山本勘助@内野聖浩と美瑠姫の
悲しい再会シーンと似たシチュエーションですね。
あの時も美瑠姫のお腹には子がいて,
怒った美瑠姫が
勘助の顔面に手水をぶっかけていました。

そのうち,
ヒサが平蔵を刺したりして(しないか)。


 
 

○その他
 
勘助の屋敷に
鬼美濃の娘・リツ@前田亜季が押しかけてきて
勘助を慕っていることを告白。
勘助,からかうなと怒りますが,
まんざらでもない様子にも見えます。
由布姫退場後に「花」枠に座るのは
このリツになるんでしょうか。
まあ,
勘助がリツを嫁にすることは
ないんでしょうけど。
 
それと
伝兵衛と太吉,
リツを「ミツ」と聞き違えて(?)
もののけじゃと大騒ぎしてたけど,
かなり無理矢理な誤解じゃねえですかい?
顔見りゃ分かるだろうに。
 
 

○次回は第39回 「川中島!龍虎激突」
 
第1次川中島の戦いの話です。
 
今週の教来石改め馬場の暴言に
激怒した諸角おじいちゃん,
意地を見せます。

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2007年9月24日 (月)

座敷わらしの宿に泊まる(金田一温泉・緑風荘)後編

前編からの続き。
 
念願の「槐の間」見学の後,
夕食までまだ時間があるので,
外が明るいうちに宿敷地内の探索に出かけた。
 
 
まずは亀麿神社。
亀麿神社は「槐の間」脇廊下に面した内庭にある。
 
 
D1000393D1000394 
 
 
 
 

上写真の左側は神社,右側は庭から見た「槐の間」。 
 
亀麿神社,祠は小さいが,
鳥居は新しくて立派だ(奥に古い鳥居もある)。
宿泊者が願いがかなったお礼に
奉納したものなのだろうか。
 
 
次に,正面玄関前の広場にある
金田一京助先生歌碑(写真左)と「座敷わらし」の案内板(同右)。
 
 

D1000406D1000413   
 
 
 
 
 
  
 
言語学者として(+名探偵の名前の源ということで)
有名な金田一京助先生だが,
ご先祖様のルーツが
金田一温泉郷にあるということで
たびたび訪問されていたとのこと。
 
案内板の方は二戸市が
比較的最近にたてたものらしい。
  
 
 
下のポスターは
旅館の入り口にあったもの。
二戸駅周辺でも同じものが
あちこちに張ってあった。
 
このポスターの出来栄えの良さを見ると,
地元の方々の
座敷わらしに対する
力の入れようが伝わってくるようだ。

D1000415  
 
 
 
 
 
 
 
 
こうして探索しているうちに
夕食時間となったので,
「槐の間」と同じ母屋にある
大広間に向かう。
夕食はここで他の宿泊者の方々と
いっしょに頂戴することになる。 
 
メニューは天ぷら,お刺身などからなる
なかなか豪華なものだった。
最後にお椀に入ったお蕎麦まで登場。
 
 
夕食を終えた後て
自分の部屋に戻ると
既に布団が敷かれてあった。
 
 
あとは座敷わらし「亀麿」さんが
現れるかも知れない就寝タイムを待つのみ。
 

ちなみに,
私の泊まる部屋の中はこんな感じ。
 
D1000420  





 
「槐の間」ほどではないが,
やはり少なからぬ数の人形が
床の間に鎮座。
枕元に人形がいると思うと
灯りを消した後,ちょっと怖いかな?
 

 
 
就寝タイムまでの時間を
緑風荘内の大浴場(もちろん温泉)に行ったり,
旅館内の小さなゲームコーナーで過ごしたりしてから,
部屋に戻って灯りを消して横になったのは
午後11時30分過ぎ。
亀麿さんが出るのは午前2時頃だそうだから,
ちょうどいいだろう。 
 
 
しかし,
灯りを消してから30分くらい経過しても
なかなか寝付けない。

何とか寝ようと
布団の中で目をつぶっていると,
二度ほど
列車の警笛や踏切の警報機の音が
耳に届いた。 
 
駅から2キロは離れていると思うが,
宿周辺が静かなせいだろうか。
何せ
昼間ですら
携帯カメラでシャッターを切った時に
シャッター音が周囲に響き渡るくらいの
静けさだったし。
 
 
そんなことを考えながら,
それでも
いつしか眠りに就く。
 
 
次に目を覚ました時のは,
午前4時30分くらい。 
 
まだ暗いが
亀麿タイムは過ぎていた。
どうやら
その姿を拝見することは
かなわなかったようだ。
 
 
その後,
ひと寝してから再度目を覚ましたのは
午前7時頃。
特に怪奇現象も起きなかったな,
と思いながら
支度をした上で7時30分からの
朝食のために
大広間に向かう。
 
 
自分は朝食一番乗りで,
もそもそとご飯を食べていると
他の宿泊客の方もだんだんに集まってきた。
 
女将さんが宿泊客の方に
「昨夜は何かありましたか?」と聞いている。
皆さんの話だと,
「槐の間」宿泊組も含めて
特に変わったことはなかったようだった。
 
 
それは残念,ということで,
女将さんは以前に宿で撮影されたという
不思議写真を持ってきて見せてくれた。
緑風荘の公式HPに掲載されている
オーブと呼ばれている光の玉が写った写真と
同様のものだった。 
 
 
朝食後は部屋に戻って
チェックアウトまでテレビ。
岩手めんこいテレビで「ゲゲゲの鬼太郎」も
しっかりと見る。
座敷わらしの出る宿で見る鬼太郎も
オツなもんである。 
 
今週の鬼太郎は「妖怪大運動会」。
日本全国の妖怪が東西南北の各軍に分かれて
競争するというもの。
特に悪役も登場しない
当たり障りのない内容だな~,と思ってみていたら,
北軍の中にしっかりと座敷わらしの姿が。
 
な~んだ,
妖怪大運動会に行っていたから
出てこなかったんだ,納得。
 
と無理矢理,自分を納得させる(笑)。
 
 
 
チェックアウトの際,
宿の御主人が金田一温泉駅まで車を出そうかと
言ってくださったが,
バスで二戸駅まで行くつもりだったので,
これは辞退。
 
マスコミで何度も取り上げられている宿の方々なのに
御主人を初めとする皆さん,
非常に親切にしてくださったのには感激。
本当に古き良き日本旅館という感じだ。 
  
 
 
こうして
緑風荘をあとにして
バスで二戸駅に。

 
二戸駅に着いてから
少し時間があったので,
駅構内をぶらぶらとして
ひとつ気が付いたことが。
 
それは
いわて銀河鉄道の時刻表。
 
駅構内に掲示された時刻表によると,
二戸駅の最終電車は,
八戸方面(金田一温泉駅に向かう),
盛岡方面(金田一温泉駅から来る)
のいずれも22時55分。
 
金田一温泉駅を
より遅い時間に通るのは
八戸方面の電車だが,
二戸駅と金田一温泉駅の間は
10分弱だから,
金田一温泉付近を最終電車が通るのは
結局,23時直後のはず。
(ネットで確認したところ,23時03分)

私が寝床に入ったのは
午後11時30分頃のはずで,
列車の警笛や踏切の警報機の音を聞いたのは
それより30分は後のはず。
 

そして,
実は私が持参した
亀麿さんへのおみやげは
人形ではなくて,
木製の汽車セット。
 
公式HPの写真を見ると
人形が圧倒的に多かったので,
ちょっと変わったものを選んだのだが,
もしかしたら亀麿さんがよろこんで・・・・
だったらいいけどなぁ。
 
  
 
実際には,
時間に関する私の記憶が
間違っているのかも知れないし,
そうでないとしても
合理的な説明も可能(※)なようなのだけれども,
それでも
電車が確実に走っていた昼間の時間帯には
聞こえなかった音が夜中に聞こえたのは
不思議なようでもあり・・・・
と自分的にはちょっと曖昧な結論。
 
 

※東京・札幌を結ぶ寝台特急カシオペアと北斗星は
 いわて銀河鉄道を経由しているとのことなので,
 これの音だと考えるのが合理的かも知れない。
 時間をおいて二度音を聞いていることとも整合しそうだ。
 ただ,
 私が音を聞いた時間帯(たぶん0時~1時台)に
 金田一温泉駅付近を通過するのかどうかは
 未確認。


 
最後に今回の購入品の写真。
 
D1000427  
 
 
 
 
 
二戸駅に隣接する
物産センター・「カシオペアメッセ・なにゃーと」で
売っていたもの。
ご当地キティちゃんというのは
よく見かけるが,
ご当地キューピーとはね。
 
それにしてもこのキューピー,
座敷わらし姿が怖いくらい似合ってる。
 

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2007年9月23日 (日)

座敷わらしの宿に泊まる(金田一温泉・緑風荘)前編

以前に当ブログでチラッと紹介した
座敷わらしに会えるという旅館・緑風荘。
(公式HPはこちら。)
 

自分自身で行ってみたいと
ずっと思っていたのだが,
なにぶん,
座敷わらしが現れる「槐の間」は
既に平成20年12月31日分まで
いっぱいという超人気ぶり。
 
平成21年分の予約にチャレンジしても
うまいこと休日に取れるとは限らないため,
なかなか実行に移せなかった。
 
でも,以前の記事でも触れたように,
「槐の間」以外の部屋(予約が比較的容易)でも
座敷わらしに会える可能性があるようだ。
いつまでも
行きたい行きたいと思ってるよりは,
別の部屋を予約して実際に行ってみよう,
ということで,
今回ついに緑風荘に宿泊してきた。
本記事はその訪問記である。
 
 
まず緑風荘のある場所だが,
岩手県二戸市にある金田一温泉に
位置する。
東京から鉄道で行く場合には
東北新幹線に乗って二戸駅で降り,
いわて銀河鉄道に乗り換えて
「金田一温泉」駅まで行くのが
常道ということになろうか?
今回,
自分はこのルートを取った。
 
D1000383_2D1000381
 
 
 
 
 
 
 
金田一温泉駅で降りて 
ホームから改札口に渡る歩道橋を登ると
キャラクター化された座敷わらしの絵が
お出迎え。
 
D1000384  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
駅前でタクシーに乗っておよそ五,六分で
金田一温泉の旅館の集まる一角に到着した。
 
チェックイン時間の午後4時まで
まだ2時間弱くらいあったので,
緑風荘に向かう前に
日帰り温泉施設「ゆうゆうゆーらく」で
入浴する。
 
D1000386
 
 
 
 
 
この施設は
近年,関東近郊のあちこちに作られている
入浴施設と同程度の規模のもの。
温泉はかなり熱めで
熱い湯が好きな自分としては
非常にgoodなお風呂である。
料金は大人1名600円也。
 
 
 
ここでのんびり過ごした後は,
いよいよ緑風荘に向かうことに。
「ゆうゆうゆーらく」を出て歩くこと10分程で
お目当ての「緑風荘」に到着。
 
D1000404  
 
 
 
 
 
実は到着した時点で
チェックインの午後4時まで
まだ15分くらいあったので,
ちょっと待たされるだろうと思っていたら,
緑風荘の方は
時間前にもかかわらず
こころよく部屋に通してくれた。
 
 
 
ところで,
「槐の間」以外の宿泊者も
客がいない時間帯には「槐の間」を
見学させてもらえるらしい。
私がフライング気味に緑風荘に到着したのも
これを期待してのこと。
 
 
ということで,
今夜の自分の部屋に着いてから,
案内してくれた緑風荘の方に
早速,「槐の間」見学を申し出ようとしたところ,
こちらが何も言わないうちに
「まだ「槐の間」にお客さんが着いていませんから,
これから見学にお連れしましょう」と
言ってくれた。
 
フライングで宿に着いた意図は
とっくに見抜かれていたぜ,みたいな。
 
 
 

こうして,
旅館の方の案内で「槐の間」に向かうことに。
 
「槐の間」は
私の宿泊部屋とは別棟の
南部曲がり屋の母屋にあるので,
ちょっと距離があるのだが,
全然苦にならない。
むしろ,
だんだん近づいて来るという感じに
気持ちはわくわく。
 
  
 
D1000398D1000419  
 
 
 
 
  
 
途中,宿泊者の方が
緑風荘の座敷わらし「亀麿」のために置いていった
人形やおもちゃがあちこちに展示されている。
 
また,
水木しげる大先生のお写真を初めとする,
ここを訪れた著名人たちの記念写真も
掲示されていた。
 
 
長い廊下を渡り終わると
いよいよ「槐の間」の入り口が見えてくる。
 
D1000396D1000397   
 
 
 
 
 
 
そして,
障子を開けていただいて
ついに「槐の間」の中に到着。
 
これがその中の写真。
 
D1000387D1000390 
 
 
 
 
 
 
 
D1000389D1000391  
  
 
 
 
 
とにかくすごいのが
お人形さんとおもちゃの数。
過去の宿泊者が持参した
亀麿さんへのおみやげだ。
中には
相当高価だと思われる日本人形や
着物なども見える。
 
亀麿さんに一目でも会いたいという
皆さんの熱意の表れだろうか。

かく言う自分も持参したおみやげを
「槐の間」に置かせてもらった。
「槐の間」宿泊者でないのに
これはなかなかラッキーなのかも。

 
こうして無事に「槐の間」見学と
おみやげ提供を終えた私は,
今夜,座敷わらしに会えることを祈りつつ
自分の部屋に戻ったのだった。
 
(以下,後編に続く。) 
 


  

 
 

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2007年9月16日 (日)

大河ドラマ「風林火山」第37回 「母の遺言」

今週は,
メンズノンノ小山田とミルミル美瑠姫の退場後,
最初の回です。
先週退場したんだから当然ですけど。
 
  
 
○オープニング
 
まず
「花」枠はノンクレジット,
ということは由布姫の登場が今週はなし。
美瑠姫退場後は
もう一人の「宿命の女」,由布姫の活躍を
中心にレビューしようかと思っていたんですが,
いきなり挫折しました。
 
軍配枠は北条氏康@松井誠。
久しぶりにドンピシャなクレジットです。
 
 
トリグループは
武田信虎(回想)@仲代達矢
→大井夫人@@風吹ジュン
→宇佐美定満@緒形拳
の順。
今週退場の大井夫人@風吹ジュンが
2度目の大トリになるかと思ったんですが,
やはり,大御所・緒形拳さんが強さを発揮です。
 
さりげなく登場した仲代達矢さんは
第11回「信虎追放」以来,
実にほぼ半年ぶりのクレジット。
88年大河「武田信玄」の
信虎(@平幹二朗)は
追放後も
最終回まで度々登場してたんだけどな~。
今後,本大河で
信虎が回想以外の形で登場することは
果たしてあるでしょうか? 
  
 
 
○勘助,小山田に取って代わる
 
今川家の姫君を嫡男・武田太郎の正室に
迎えることにつき,
今川家の承諾を得た
武田晴信@市川亀治郎は,
今度は北条家に対して
婚約成立を連絡する使者を
立てることに決め,
山本勘助@内野聖浩に
適任者が誰かを相談。
 
北条との交渉役は
今までは
メンズノンノ小山田が務めていたわけですが,
先週,美瑠姫に刺されて
退場してしまったので,
今回選ばれる北条相手の使者は
そのまま小山田に代わる対北条家の交渉役という
ことになります。
極めて重要な役目です。
 

晴信の諮問を受けた 
勘助は自身を使者に推薦。
同席者(といっても信廉と駒井だけ)の反対もなく,
事実上,北条との交渉役という重役を
あっさり手に入れることに成功した勘助でした。
 
まあ,
本大河のストーリー上では,
勘助は北条氏康と顔見知りで,
しかも信頼を得ていますから,
適任と言えなくもないのですが・・・・
 
しかし,
今までメンズノンノが
対北条家交渉役を務められたのは
郡内領主であるというバックボーンが
大きかったと思われるわけで,
晴信の側近とはいえ侍大将クラスの勘助が
これに代わるというのは結構無理がある気が。
 
それに
先週出てきたメンズノンノの嫡男をはじめ,
小山田一族が猛反発するのは確実。
 
実は,
この件以降,
小山田一族は
対北条交渉役を奪った晴信と勘助を
深く恨むようになり,
武田家滅亡の際に,
小山田信茂(メンズノンノの息子)が
武田勝頼(勘助が命より大事な四郎クンの成長した姿)を
土壇場で裏切ったのも
これが原因だった
・・・てなことに
ならないといいんですけど。
  
 

 
○上杉父子の活躍(?)
 
さて,
「母の遺言」という今週のサブタイルとからして
大井夫人が晴信ら息子たちに
何か教訓めいた遺言を残すようなエピソードが
メインをしめるだろう,
と予想した方も多いと思いますが,
実際のメインは
北条家と関東管領・上杉家の話でした。
 
 
河越夜戦の敗北後も続く
北条家からの圧迫により
関東管領・上杉憲政@市川左團次は
逃れていた上野の居城からも撤退し,
越後の長尾景虎@ガクト(Gacht)を頼って
落ち延びることを決定。
 
この際,憲政は嫡男の竜若丸を
乳母の夫である妻鹿田新介に託して
居城に残すことにします。 
落ち延びる際に親子二人で捕まったら
家が絶えちゃうでしょ,というのが
その理由。
 
 
ところが, 
越後にたどり着いて
長尾景虎と長尾家臣団に面会した憲政は,
宇佐見定満から
竜若丸が既に殺害されたと聞かされ,
呆然とします。
 
妻鹿田が裏切って
竜若丸を北条氏康に差し出したていたのです。
 
 
氏康は
竜若丸を直ちには殺害せず,
刀を与えて自分と勝負させますが,
歴戦の勇者・氏康に
関東管領家の若殿で
まだ少年の竜若丸がかなうはずもなく
氏康に一太刀付けたものの
あえなく討たれてしまいました。

 
氏康は竜若丸のことを
まことのもののふ,と褒め称え,
先代・氏綱公の五箇条の訓戒にある
義を違えての栄華より義を守っての滅亡,
というのは
こういうことを言うのだと
自身の嫡男・新九郎に教えます。
 
これに深く感銘を受けた様子の
新九郎こと北条氏政が
後に豊臣秀吉に臣従するを潔しとせずに
小田原攻めを招いて
北条家を滅亡させてしまったのは
御存じのとおり。
 
 
ともあれ,
今週,目立ちまくった上杉憲政・竜王丸の父子,
予想外の活躍ではありました。 
 
 
 

○大井夫人,去る
 
で,肝心の大井夫人ですが,
退場を前にして予言者モードに突入。

まず冒頭で
勘助と初対面を果たした際に,
「もし武田が滅ぶようなことがあれば,
それは晴信が父を追放した報い」だと
何やら30年後の武田滅亡を
示唆するような不吉な発言。
 
次に
ラストシーンでは
不動明王の前で倒れて眠っている間に
武田による今川攻めの決定を
晴信に抗議する太郎(義信),
一喝する晴信,
刀を抜いて晴信に斬りかかる太郎,
というシーンを
夢の中で見ます。
太郎(義信)の廃嫡事件は13年後の話で
これまた見事な予知夢です。
 
 
しかし,この予知夢を誰にも話さないまま
大井夫人は不動明王の前で
一人,夜中に事切れます。
天文21年(1552年)のことでした。

 
 
○次週は第38回 「村上討伐」
 
次週予告を見る限りでは
教来石改め馬場信春@高橋和也が
結構活躍しそうな感じですが,
果たして?

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2007年9月10日 (月)

大河ドラマ「風林火山」第36回 「宿命の女」

今週はとうとう
小山田信有&美瑠姫ストーリーの
ラストです。
 
   
○オープニング
 
長尾景虎,三条夫人が不在のため,
三番手は飯富虎昌@金田明夫。
四番手に我らが小山田信有@田辺誠一。
美瑠姫@真木よう子も
無事にクレジット(当然だけど)。 
 
「花」枠は指定席の由布姫@柴本幸,
軍配枠は諸角虎定@加藤武。
 
そして,
今週の大トリは,
大井夫人@風吹ジュンかと思いきや,
寿桂尼@藤村志保。
「風林火山」では初です。
 
 
 
○小山田と勘助 
 
それでは,
メンズノンノ小山田こと小山田信有&
ミルミル美瑠姫カップルの
最後のレビューをば
いたしまひょう。
 
 
今川家の姫を
武田太郎の正室に迎えるべく
画策中の山本勘助@内野聖浩は,
縁組みに北条家が反発しないための
根回しを頼みに
メンズノンノ小山田を訪ねます。
 
メンズノンノは
最初,勘助に向かって
あれやこれやと皮肉を言いますが,
やがて話題は美瑠姫のことに。
 
勘助に向かって
「そなたを儂は今ならば解せる」と
前置きした小山田は,
美瑠姫の子・藤王丸が
前夫・笠原清繁の子ではないかと 
疑っていることを告白します。
 
「疑っている」ということは
小山田殿本人は
確信にまでは至っていないんかな。
視聴者は
ほとんど確信していると思うけど。
 
しかし,
そうであっても,
儂は美瑠姫を恨む気にはなれぬ,
むしろ美瑠姫はあっぱれだ,
と爽やかに述べる小山田殿。
 
勘助の方は, 
どうして自分にそんな告白を,
と当然の疑問を呈しますが,
小山田殿は
面白いからじゃ,フハハハハと
回答なされます。
勘助が戸惑うのが
面白いんでしょうか? 

 
加えてメンズノンノは
「武田家のことより 
由布姫様のことを思うて
生きているそちが
愚かで好きじゃ」と
勘助に対し
意地悪な表現ながら
好意を示します。
 
さらに,
メンズノンノは
「安堵して美瑠が眠る姿を見るのが
何より好きじゃ」と
寝姿フェチであることまで
自白。 
そういや,
ミルミルが
初めて小山田の屋敷で
目を覚ました時にも
側に座って
寝姿をじっと見ていましたもんね。
 
 
こうして
美瑠姫ネタで話が弾む
勘助と小山田でしたが,
途中で小山田の家臣から
火急の連絡が入って残念ながら中断。
病気の藤王丸の容態に
急変が生じた模様です。
 
 
小山田は急遽,
美瑠姫と藤王丸のいる駒橋の屋敷に向かい,
勘助は雨の中をぬれながら
徒歩で帰宅の途につきます。
 

  
○美瑠姫の悲劇,そして・・・
 
美瑠姫のいる駒橋の屋敷に
駆けつけた小山田の見たのは 
息を引き取った藤王丸の姿。 
 
個人的には,
ひょっとしたら
藤王丸クンが成長して
最後の小山田家当主・小山田信茂
(武田家滅亡の際に
四郎クンこと武田勝頼を土壇場で裏切った武将)
になる,
という展開もありかな,
と思っていたんですが,
思いっきり外れました。
 
 
さて,
メンズノンノ小山田は
悲しみに沈む美瑠姫の肩を抱いて
「定めを恨んではならぬ,
強く生きるのじゃ」と
慰めますが,
メンズノンノの目は
なぜか宙を泳ぎ,
口元にはわずかに笑みが
浮かんでいます。
 
藤王丸が明らかに
小山田の子なのであれば,
嘆き悲しむ美瑠姫を
元気づけるために
無理をして笑っていると
理解できるところなのですが,
肝心の部分に疑問があるために
端から見ると
どうしても喜んでいるように
見えてしまいます。
 
美瑠姫は
この小山田の笑みを
見逃しはしませんでした。
 
勘助への告白を聞く限り,
小山田が藤王丸の死を喜んでいるとは
思えないのですが,
美瑠姫は
そのことを知るよしもありません。
 
そしてついに悲劇が。
 
 
年が明けて
天正21年正月。 
 
武田晴信@市川亀治郎と家臣団のもとに
小山田信有の
嫡男・弥三郎(←こいつも諱は信有。ややこしい)が
メンズノンノが美瑠姫に寝首をかかれた,
という急報を告げに来ました。
 
回想シーンでは
白襦袢を着たまま赤い血を流して
布団の上で倒れている小山田殿の姿,
そして
雪の積もった庭に出て
「仇敵を愛した私を・・無慈悲な定めよ,
これでお気に召されたか!?」(やや不正確かも)
と叫んで
短刀で頚動脈を切って自害した美瑠姫の姿が
登場。
 
 
人妻をゲットして
ベットイン中に刺されて死亡,
って・・・
小山田殿,
貴殿は「オーメン3」のダミアン(※)かいっ!
 
(※)言わずと知れた
 名作オカルト映画「オーメン」シリーズの3作目。
 幻想的な作りの「オーメン2」を見て
 期待して見に行った人たちの多くは,
 世界征服を目指すはずのダミアンが
 人妻(子供を殺されている)に刺されて死亡,
 という結末にずっこけたらしい。

 
ある程度,
予想はしていましたけど,
いざ目の当たりにすると
やっぱりトホホホ~,
という感じが・・・
我らがメンズノンノが
こんな最後を迎えるとは。
 
唯一の救いは, 
美瑠姫のセリフから,
やっぱりメンズノンノのことを
愛していたことが
うかがわれることでしょうか。
ともあれ,
いと哀れな「宿命の女」の最後でした。
ミルミルに比べりゃ,
言いたいこと言って過ごしている
もう一人の「宿命の女」の某姫は
結構,幸せ者だよな~,ホントに。
 
 
躑躅ヶ崎館の
家臣団会議に話を戻しますと,
小山田弥三郎が
美瑠姫の子の父親は
実は笠原清繁だという不吉な噂があった,
という余計なことまで報告したため,
信繁や諸角たちは騒然。
 
そんな中,
勘助は押し黙ったまま
最後に会った時の小山田の言葉を
思い起こしていましたが,
飯富虎昌の
小山田は油断していたんだ,
という批判めいた言葉を聞いた途端,
「違いまする!」と激高。
これには
なぜか飯富ではなくて
馬場信春@高橋和也がびっくり。
 
勘助は
小山田様は我が子のごとく
その子を育てようとされていた,
その心中に何一つ偽りはない,
と家臣団一同に説明。
 
その上で勘助は
晴信に向かって
小山田様のご心中をお察しくだされ,
と涙を流して土下座します。
勘助が家臣団の前で
涙を流したのは
初めてじゃないでしょうか。

 
勘助の言葉を受けて,
晴信は
志賀城攻めで捕らえた女子供を売り払い,
笠原の正室(美瑠姫)を小山田に与えたのは
自分だから,
小山田は名誉の討ち死にしたことにする,
と家臣団に宣告します。
どうにも,
理由と結論に関連性が乏しいような
気がしますが,
メンズノンノ小山田の名誉が
守られるわけですから
おKでしょう。
 
 
こうして
小山田信有&美瑠姫ストーリーは
悲劇の結末を迎えて終了したのでした。
 
 
田辺誠一さん,最後まで
いい演技を見せてくれました。
恋人に殺されちゃうというのは,
映画「リング0」で
主人公・山村貞子(@仲間由紀恵)に殺される
貞子の恋人・遠山博役を演じて
以来でしょうか?
 
真木よう子さんも
登場頻度は少ないながらも
いわば裏・由布姫である美瑠姫を好演。
ついでに,
少女時代の美瑠姫の子役の
「戯れ言を申すな!」も
インパクト大でした。
 

個人的に
ちょっと気がかりなのが,
小山田の側室になった後の美瑠姫が
勘助のことを
どう思っていたかということ。
 
本編での勘助と美瑠姫(成人後)の
顔合わせは
志賀城落城時の再会時のみで
美瑠姫の口から
直接その考えを聞くことが
できませんでしたが,
公式HPのトピックスによると
「絶対に許さない」という
気持ちだったようです。
 
美瑠姫のことを気にかけていた
勘助にちょっと酷な気もしますので,
小山田の側室になって以降の美瑠姫と
勘助の直接対面がなかったのは
勘助にとって
かえって良かったのかも
知れませんね。
 

小山田殿も美瑠姫も退場しちゃって,
個人的には,
来週から「風林火山」を見る楽しみが
ぐっと減ってしまいました~。
 
今後は
もう一人の「宿命の女」の
暴走に期待しよう(笑)。 
 
 
○その他
 
勘助とリツ,於琴姫らの
掛け合い漫才シーンはパス(笑)。
 
今川家のシーンですが,
嫁取り申入れの発案者が勘助だったら
アブナイ,という太原崇孚雪斎@伊武雅刀の
発言を受けて,
「あの勘助が・・・」と応じた
寿桂尼@藤村志保の表情は複雑でした。
やっぱり寿桂尼様は
勘助を気に入っとるんでしょうな。
  
 
それと,
今週のラストは大井夫人の
「そなたに言うておきたかった。
 由布姫のことです。」という
ダジャレで終了。
・・・え,ちがうの?
だって
小山田殿の
美瑠の寝顔を見るのが
何より好きじゃ」
というセリフと韻を踏んでいるし。
これに加えて
於琴姫が
生まれた姫君(「菊姫」のはず)について
「私は姫の泣き声を聞くのが
何より好きじゃ」
とかなんとか言っていれば,
いう,みる,きくの三拍子揃ったのに,
惜しいことをしました(何じゃそりゃ)。
 
 
 
○次週は第37回 「母の遺言」
 
「義経」→第27回「母の遺言」 
「功名が辻」→第33回「母の遺言」
ということで,
これで
「母の遺言」というサブタイトルは
3年連続のようですね。
 

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2007年9月 2日 (日)

大河ドラマ「風林火山」第35回「姫の戦い」

アバンタイトルは先週のラストシーンを
再度流しただけでした。
アバンで出てきた真田幸隆と忍芽は
本編の登場なし(クレジットもなし)。
 
  
 
○オープニング
 
今週は越後勢の登場なしで,
三条夫人@池脇千鶴が
ここのところガクトが座っていた
三番手のクレジットを奪還。
 
小山田信有@田辺誠一は
今週も無事に登場しましたが,
美瑠姫はクレジットなし。
来週で最後なのに~。 
 

それと今週は,
新たな女性キャラとして
於琴姫(油川夫人)@紺野まひる,
リツ(鬼美濃の娘)@前田亜季,
キヌ(於琴姫の侍女)@絵沢萌子
がクレジット。
サブタイトルどおり女性陣が
大活躍しそうな予感がひしひしです。
 
「花」枠には2週ぶりに由布姫@柴本幸。
「姫の戦い」には不可欠なキャラでしょう,
やはり。
 
軍配枠は萩乃@浅田美代子・・・
もう軍配枠を追うのやめようかな,ホント。
 
 (9月3日追加)
  最初は↑のように思ったんですが,
  今回の萩乃は
  三条夫人の軍師的立場だったと
  いえなくもないですね,
  「姫の戦い」だけに。
 

 

晴信の息子たちのクレジットですが,
長男(後の義信)は「武田太郎」なのに
四男(後の勝頼)は「四郎」なんですね。
武田家に属するのか諏訪家に属するのか,
いまだはっきりしない四郎クンの立場を
示しているようです。
 
大トリはこれが初めてになる
大井夫人@風吹ジュン。
これまた「姫の戦い」にふさわしい
大トリです。
 
 
 

○今週の小山田信有 

久しぶりの
由布姫わがまま大爆発のために
すっかり見せ場を奪われた
今週の武田家臣団ですが,
我らがメンズノンノ小山田も例外ではなく,
登場とセリフは
晴信@市川亀治郎が由布姫と四郎のために
宴を開いて諏訪太鼓を見物する際,
武田家臣団が
それぞれ心中で独白するシーンだけ。
 
 小山田「武田家と諏訪家の間に油川家が
     割り込まぬとは限りますまい。」
 
 諸 角「馬鹿な。側女に過ぎんぞ。」
 
 小山田「分かりませぬぞ。おなごは強い。
     特に子のためならば何をしでかすか分からん。」
 
という感じだったんですが(ちょっと不正確かも),
小山田殿のセリフは明らかに
ミルミル美瑠姫を念頭に置いてます。
 
それにしても,
メンズノンノ小山田,先週もそうでしたが,
特に心中に悩みは抱えていない様子。
美瑠姫の子の父親が
自分でないことが分かったけれども,
そこはもう気にしないよ,
という悟りの境地に
達しているんでしょうかね。
  
 
ところで,
心中のセリフのはずなのに,
武田家臣団の間で
会話が成り立っちゃってんですが,
テレパシーか何かなの?
 
 
 
○鬼美濃,勘助に嫁取りを勧める
 
話を冒頭に戻しますと,
鬼美濃こと原虎胤@宍戸開の屋敷に
怪我(砥石崩れでの鉄砲傷)の見舞いに
行った山本勘助@内野聖浩は
鬼美濃から末娘・リツを紹介され,
暗に嫁取りを勧められます。
自分の娘を勘助に娶らせようとは
鬼美濃も変わったもんです。
 
このリツ,
勘助にえらく惚れてはいるようですが,
口が軽くて
勘助が諏訪の姫様をお慕いしつつも
その心を忍んで
御屋形様に若子様を作るよう進言した
云々と
当の勘助を前にベラベラとしゃべります。

はずかしぃ~,となった勘助は大あわて。
鬼美濃に向かって
あなた様が吹き込んだのでしょうと怒りますが,
鬼美濃は苦笑いするのみ。
以前,水上の果たし合いで
ひどい目に遭わされたことに対する
鬼美濃の愉快な意趣返しのような気が
しないでもありません。
 
ところが,
リツは更に暴走,
御屋形様が新たな側女を迎えることまで
口走ったものですから,
今度は鬼美濃が大あわて。
新たな側女とはなんじゃと問いかける
勘助をなだめつつ,
リツを去らせます。
 
結局,嫁取りの話は
今回はうやむやに。
 
 
 
 
○於琴姫,登場する
 
その夜,諏訪に向かうために
夜道を歩いて勘助は
休憩中の謎の輿行列に出会います。
もしや,と休憩場所の民家をのぞく勘助。
越後でひどい目にあったのに,
なかなか間者の真似事が
やめられないようです。 
 
勘助が目にしたのは
何か食べている姫さまの姿。
この姫こそは
晴信の新たな側室・於琴姫なのでした。
今週は顔見せ程度でしたね。
 

 
 
○由布姫,ツンデレする
 
そして,今週のストーリーの軸が
久しぶりの由布姫わがまま大暴走。
 
諏訪の小坂観音寺で
勘助を出迎えた時点では
笑顔で勘助の無事を喜んでおられた姫様,
越後で捕らわれた勘助を心配して
泣いていたことが四郎クンに暴露されたりして,
勘助となかなかいいムードになったんですが,
晴信が全然諏訪に来ない,
これじゃ幽閉と同じだ,
もう自分ではなく
別の女の顔を見たいんじゃないか,
などと
由布姫が愚痴をこぼし始めた辺りから
話がおかしな方向に。
新たな側室の登場に感づいてるところは
さすがに鋭い由布姫ではあります。
 
勘助は
由布姫を何とかなだめようとしますが,
うっかり(?)大井夫人の病気のことを
口走ったところ, 
由布姫は見舞いに行きたいと言い出します。
勘助も連絡を受けた晴信も
ヤバイとは思ったようですが,
あれやこれやで結局,由布姫一行は
躑躅ケ崎館へGO!ということに。
 


躑躅ケ崎館に到着した由布姫は
早速,大井夫人に面会するも,
そこで弟・寅王丸の出家の話を聞いて
ガビーン!!
 
つーか,
由布姫,今まで知らなかったの?
こちらとしては
そっちの方が驚きなんだけど。
 
 
翌朝(ちなみに太鼓鑑賞はその前夜です),
勘助を呼び出した由布姫は,
寅王丸の出家をなぜ教えなかったのか,
と問いただします。
久しぶりにサディスティックな姫様に
勘助はたじたじですが,
ちょっとうれしそうに
見えなくもありません。
 
更に由布姫は
御屋形様に良きお方がおられることは
知らなかったのかと詰問。
御屋形様が言うならそうなんでしょう,
という勘助のいい加減な返事を聞いた由布姫,
今度はその人をここに連れてこいと
無理難題をふっかけます。
二人は女王様と下僕状態に突入。
勘助,困っているように見えますが,
内心は喜んでいるのかも知れません。 


と,そこに
今度は
三条夫人が登場。
由布姫に向かって
何を血迷っている,
とか言って挑発。
当人は誹謗じゃないと言っていますが,
どうみても誹謗です。
 
三条夫人の攻勢を見た萩乃@浅田美代子は
調子に乗ってか,
勘助に新側室を連れてくるなどもってのほか,と
厳命。
萩乃,何でそんなに偉そうなのさ。
ま,おかけで
勘助は無理難題から解放されましたが。

 
こうして
正室としての権力を思う存分見せつけた
三条夫人でしたが,
新側室が「油川の息女」ということを口走り,
由布姫に新情報を提供してしまったところは
やはり公家出身の姫様の
おおらかさなのかも知れません。
 
 
それから,
勘助は,
晴信のもとに乗り込んで
状況を詰問し,
晴信から
由布姫怖い発言が出たりした後,
(いつの間にか
晴信の由布姫に対する心証が
悪化していたらしいです)
またまた由布姫に呼ばれます。
  
そこで由布姫は
「四郎に武田家の総領としての魂を吹き込みたい」と
宣言します。
勘助,喜ぶかと思いきや,
ビクーリしていますね。
 
その上で,由布姫は
四郎を御曹司(太郎)に勝る武人に
してほしいと土下座。
 
更に
油川夫人の動向が気になるので
どんな人か確かめて知らせてくれ,
とたたみかけます。
 
うーん,と詰まる勘助を見た
由布姫は
「私の頼みが聞けませんか!?」と
今度は脅しに転向。
 
サディスティックな姫様が
好きな(?)勘助も
さすがに我慢の限度を超えたのか,
「悋気も大概になさいませ」と
珍しく諫めます。

すると今度は姫様,
ゴホゴホッと突然伏せります。
体調不良をアピールする作戦でしょうか。
 
驚いた勘助が駆け寄って
背中をさすろうとしますが,
由布姫,今度は「さわるな!!」と
撥ね付けます。
勘助,
姫様の久しぶりの拒絶に
ガーン!
 
この後,由布姫は
もう御屋形様も勘助も信じられない,
信じられるものは何もない,
また御屋形様の御首を頂戴したくなる,
と無茶苦茶を言います。
 
もう武田への恨みは
克服したんじゃなかったのけ?
と視聴者としては
突っ込みたいところですが,
勘助は姫様の言葉に
相当に応えた様子。
無理難題はうれしくても
嫌いよ信用できないよ型の発言には
ダメージを受けるようです。
 
そして,だめ押しに
由布姫の目から落涙。
これで勘助は落ちました。
自分の屋敷に戻った勘助は
伝兵衛から於琴姫の名前と居場所聞くと
一目散にその居場所・積翠寺に
向かうのでした。
 
それにしても,由布姫様,
今週は
好意を示したり,怒ったり,
嫌ったり,泣いたりと
大忙しでしたが,
あの景虎すら何ヶ月かけても
落とせなかった勘助に対し
ほんの数日で言うことを
聞かせてしまったのは
おそるべし,なのです。

 
○次週は第36回「宿命の女」
 
いよいよメンズノンノとミルミルが
メインの回みたいです。
だけど・・・。
 
ところで,
この記事をアップする時点で
公式HPの次回のあらすじ
サブタイトルが「姫の戦い」に
なってるような。

「宿命の女」に直されました。 

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