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2007年9月16日 (日)

大河ドラマ「風林火山」第37回 「母の遺言」

今週は,
メンズノンノ小山田とミルミル美瑠姫の退場後,
最初の回です。
先週退場したんだから当然ですけど。
 
  
 
○オープニング
 
まず
「花」枠はノンクレジット,
ということは由布姫の登場が今週はなし。
美瑠姫退場後は
もう一人の「宿命の女」,由布姫の活躍を
中心にレビューしようかと思っていたんですが,
いきなり挫折しました。
 
軍配枠は北条氏康@松井誠。
久しぶりにドンピシャなクレジットです。
 
 
トリグループは
武田信虎(回想)@仲代達矢
→大井夫人@@風吹ジュン
→宇佐美定満@緒形拳
の順。
今週退場の大井夫人@風吹ジュンが
2度目の大トリになるかと思ったんですが,
やはり,大御所・緒形拳さんが強さを発揮です。
 
さりげなく登場した仲代達矢さんは
第11回「信虎追放」以来,
実にほぼ半年ぶりのクレジット。
88年大河「武田信玄」の
信虎(@平幹二朗)は
追放後も
最終回まで度々登場してたんだけどな~。
今後,本大河で
信虎が回想以外の形で登場することは
果たしてあるでしょうか? 
  
 
 
○勘助,小山田に取って代わる
 
今川家の姫君を嫡男・武田太郎の正室に
迎えることにつき,
今川家の承諾を得た
武田晴信@市川亀治郎は,
今度は北条家に対して
婚約成立を連絡する使者を
立てることに決め,
山本勘助@内野聖浩に
適任者が誰かを相談。
 
北条との交渉役は
今までは
メンズノンノ小山田が務めていたわけですが,
先週,美瑠姫に刺されて
退場してしまったので,
今回選ばれる北条相手の使者は
そのまま小山田に代わる対北条家の交渉役という
ことになります。
極めて重要な役目です。
 

晴信の諮問を受けた 
勘助は自身を使者に推薦。
同席者(といっても信廉と駒井だけ)の反対もなく,
事実上,北条との交渉役という重役を
あっさり手に入れることに成功した勘助でした。
 
まあ,
本大河のストーリー上では,
勘助は北条氏康と顔見知りで,
しかも信頼を得ていますから,
適任と言えなくもないのですが・・・・
 
しかし,
今までメンズノンノが
対北条家交渉役を務められたのは
郡内領主であるというバックボーンが
大きかったと思われるわけで,
晴信の側近とはいえ侍大将クラスの勘助が
これに代わるというのは結構無理がある気が。
 
それに
先週出てきたメンズノンノの嫡男をはじめ,
小山田一族が猛反発するのは確実。
 
実は,
この件以降,
小山田一族は
対北条交渉役を奪った晴信と勘助を
深く恨むようになり,
武田家滅亡の際に,
小山田信茂(メンズノンノの息子)が
武田勝頼(勘助が命より大事な四郎クンの成長した姿)を
土壇場で裏切ったのも
これが原因だった
・・・てなことに
ならないといいんですけど。
  
 

 
○上杉父子の活躍(?)
 
さて,
「母の遺言」という今週のサブタイルとからして
大井夫人が晴信ら息子たちに
何か教訓めいた遺言を残すようなエピソードが
メインをしめるだろう,
と予想した方も多いと思いますが,
実際のメインは
北条家と関東管領・上杉家の話でした。
 
 
河越夜戦の敗北後も続く
北条家からの圧迫により
関東管領・上杉憲政@市川左團次は
逃れていた上野の居城からも撤退し,
越後の長尾景虎@ガクト(Gacht)を頼って
落ち延びることを決定。
 
この際,憲政は嫡男の竜若丸を
乳母の夫である妻鹿田新介に託して
居城に残すことにします。 
落ち延びる際に親子二人で捕まったら
家が絶えちゃうでしょ,というのが
その理由。
 
 
ところが, 
越後にたどり着いて
長尾景虎と長尾家臣団に面会した憲政は,
宇佐見定満から
竜若丸が既に殺害されたと聞かされ,
呆然とします。
 
妻鹿田が裏切って
竜若丸を北条氏康に差し出したていたのです。
 
 
氏康は
竜若丸を直ちには殺害せず,
刀を与えて自分と勝負させますが,
歴戦の勇者・氏康に
関東管領家の若殿で
まだ少年の竜若丸がかなうはずもなく
氏康に一太刀付けたものの
あえなく討たれてしまいました。

 
氏康は竜若丸のことを
まことのもののふ,と褒め称え,
先代・氏綱公の五箇条の訓戒にある
義を違えての栄華より義を守っての滅亡,
というのは
こういうことを言うのだと
自身の嫡男・新九郎に教えます。
 
これに深く感銘を受けた様子の
新九郎こと北条氏政が
後に豊臣秀吉に臣従するを潔しとせずに
小田原攻めを招いて
北条家を滅亡させてしまったのは
御存じのとおり。
 
 
ともあれ,
今週,目立ちまくった上杉憲政・竜王丸の父子,
予想外の活躍ではありました。 
 
 
 

○大井夫人,去る
 
で,肝心の大井夫人ですが,
退場を前にして予言者モードに突入。

まず冒頭で
勘助と初対面を果たした際に,
「もし武田が滅ぶようなことがあれば,
それは晴信が父を追放した報い」だと
何やら30年後の武田滅亡を
示唆するような不吉な発言。
 
次に
ラストシーンでは
不動明王の前で倒れて眠っている間に
武田による今川攻めの決定を
晴信に抗議する太郎(義信),
一喝する晴信,
刀を抜いて晴信に斬りかかる太郎,
というシーンを
夢の中で見ます。
太郎(義信)の廃嫡事件は13年後の話で
これまた見事な予知夢です。
 
 
しかし,この予知夢を誰にも話さないまま
大井夫人は不動明王の前で
一人,夜中に事切れます。
天文21年(1552年)のことでした。

 
 
○次週は第38回 「村上討伐」
 
次週予告を見る限りでは
教来石改め馬場信春@高橋和也が
結構活躍しそうな感じですが,
果たして?

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