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2007年8月28日 (火)

ゲゲゲの鬼太郎水族館

第5次(?)鬼太郎ブームに乗って,
というわけでもないのでしょうが,
現在,
東京・池袋のサンシャインシティの
ワールドインポートマートにある
サンシャイン国際水族館で
「ゲゲゲの鬼太郎水族館」なるものを
やっています。

 
期間中,開催時間は夜8時30分まで。
(入館は夜8時00分まで)
 
社会人でも
職場が東京23区内であれば,
平日の仕事帰りに寄って
何とか見て回れそうな感じです。
 
妖怪ファンの私としても,
是非とも見ておきたいところ。
 
というわけで,
開催期間終了(9月2日)まで
あと6日となった本日, 
行ってまいりました。
 
現地に行ってみて分かったんですが,
この「鬼太郎水族館」は
 
 1.ゲゲゲの広場・妖怪夏祭り
   (ワールドインポートマート9階)
   妖怪レストラン・鬼太郎商店あり。
 
 2.ゲゲゲの鬼太郎水族館
   (ワールドインポートマート屋上・特設会場)
   狭い意味での「鬼太郎水族館」
 
 3.ちょっぴりホラーなナイトアクアリウム
   (ワールドインポートマート屋上・水族館本館)
   例年夏にやっているナイトアクアリウムの
   妖怪版?
 
の3コーナーからなっています。
 
 
○ゲゲゲの広場・妖怪夏祭り
 D1000317
 
 
 
 
 
 
  
 
 
まずはレストランにて
「目玉の親父の妖怪ラーメン」と
「ねこ娘のおかかおむすび」を注文。
 
  
D1000320 








 
ラーメンもおにぎりも
まずまずの味。
メニューの点数がちょっと寂しいかも。
 
 
食後は,
同じフロアにある鬼太郎商店で買い物をし,
妖怪原画の展示物をざっと見学してから,
1階上の屋上にある水族館へGO!
 
 
  
○鬼太郎水族館
 
先に特別展示会場の鬼太郎水族館(狭義の)の
方に入ります。
 
D1000327D1000328   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
入り口にはいると
鬼太郎ハウスのミニチュアがお出迎えです。
 
 
ところで,
どの辺りが”鬼太郎”水族館なんだろう,と
お思いの方もいると思いますが,
実際のところはこんな感じでした。
 
D1000330D1000329
 
 
 
 
 
 
 
 
 
鬼太郎の妖怪能力に類似する
海の生き物が展示されているんですね,これが。
なかなかよく工夫されています。
 
 
 
○ナイトアクアリウム(水族館本館)
 
最後に水族館本館のナイトアクアリウムへ入館。
なお,ナイトアクアリウムは開催期間中でも
スタートは午後6時からのようですので,
ご注意あれ。

さて, 
ナイトアクアリウムといっても,
中身はサンシャイン国際水族館そのものなんですが,
館内の灯りを暗くして夜の海の神秘的な雰囲気が
楽しめるというものなんですね。
で,これは例年夏に催されているんですが,
今年は少し趣向を変えて
ちょっぴりホラー風になっているわけです。
 
D1000334D1000335
 





 
 
こんな感じです。
ちょっとお化け屋敷風ではありますが,
鬼太郎キャラたちが出迎えてくれると
あまり怖いという感じはしませんね。
 
 

D1000340  
 





 
ところどころ,
水族館の本来の案内展示のところに
鬼太郎が所在なげに立っているのが
何ともシュール(?)。
 
 
「鬼太郎墓場の虫たち」というコーナーも
あります。
  

D1000341 







 
この看板の下にある展示物現物を見た方々は
ゲゲッ!とかギョェーッ!とか言って
引いておられました。
いったい,
どんな生き物が展示されているのかは
実際に見てのお楽しみ。
 
 
 
以上,かなり充実した内容で,
鬼太郎ファンはもちろんですが,
そうでない方も十分楽しめる内容でした。
 
自分的には
遅めに到着したせいで
ちょっと時間不足だったために
駆け足で見ざるを得なかったのが残念。
できるだけ
午後6時30分までには
会場に到着できた方がよろしいかと思います。
 
入場料は,
ゲゲゲの広場は無料,
鬼太郎水族館とナイトアクアリウムは共通で
大人1800円です。 
 
最後に今回の購入品をば。
  

D1000348

 
 





 

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2007年8月27日 (月)

大河ドラマ「風林火山」・第34回 「真田の本懐」

今週のアバンタイトルは
越後から信濃・深志城に
無事に帰還した勘助@内野聖浩に対する
城兵たちのお出迎え。
 
無事の御帰還シーンは
去年の「功名が辻」でも何度かやりましたが,
「命のお持ち帰りこそ功名の種」とか
何とか言って
出てくる女性キャラがおらず,
男ばっかりの出迎えなのが
いかにも「風林火山」らしいです。
 
喜びの抱擁するのも太吉だったので,
勘助は死にそうになって
太吉を突き飛ばしてるし(笑)。
 
 
○オープニング
 
小山田信有@田辺誠一が3週ぶりに登場ですが,
美瑠姫は3週連続の登場なし。
メンズノンノとミルミルのストーリーは
またまたお預けです。
 
先週4週ぶりに登場した由布姫は
今週は登場なしで,
「花」枠もノンクレジット。
 
「軍配」枠は諸角虎定@加藤武で
大トリは宇佐見定満@緒方拳と
先週と同じでした。
 
  

○今週の小山田信有
 
美瑠姫なしでの小山田登場となると,
武田家臣団会議で座っている
その他大勢の一人としての出演だけかも,
とOPクレジットを見た時に懸念したんですが,
ほぼその通りでした,とほほ。
 
ただ,
本編最初の家臣団会議の場面
(勘助が武田晴信@市川亀治郎と家臣団に再会する)
では,
メンズノンノ小山田が勘助に向かい
「まことにしぶといの。
それほどしぶといとは憎みきれぬわ。
ハハハハハ」
と声をかけて爽やかに笑うという
ちょっとだけセリフのあるシーンが見れたので,
良しとしましょうか。
 
でも,
せっかくのシーンも
直前の諸角おじいちゃんの
「皆,そなたの無事の帰還を信じておったぞ」という
白々しい発言の方に
インパクトを
持って行かれてしまったような気がします。
馬までヒヒーンと鳴いて
諸角を支援(?)してるし。 
 
ともあれ,
家臣団会議での様子を見ると
特に重傷は負っていないようで,
どうやら小山田殿は史実とは違った運命を
たどることになりそうな予感大。
 
 
大した怪我をしていないとなると
先週までの2週連続不登場の間に
何をしていたのがか気になります。
 
砥石城攻めにちゃんといたんだけど
単にテレビに映らなかっただけなのか。
 
それとも
諸般の事情で参戦せずに
自分の領地で
子供の父親を巡って
美瑠姫と修羅場を演じていたのか。
 
はたまた,
武田領内で
御行坊主の格好をして
さすらいの正義の味方を演じていたのか。
(決めゼリフは「よし,弔いだ!」※)
 
来週辺りに真相が分かるかどうか。
 
※元ネタは
田辺誠一さんが主人公・御行の又一を演じた
京極夏彦「巷説百物語」シリーズが原作の時代劇,

「京極夏彦 怪」(WOWWOW,99年?)。
ストーリーは京極版必殺みたいな感じのもの。
ちなみに,
第一作目「七人みさき」では
青木大膳役の四方堂亘さんがラスボスを
演じていたりする。

 
 
ところで先日気が付いたんですが,
田辺誠一さんの公式サイトに
「風林火山」での登場回が
ちゃんと出ておりまして,
それによると
36話が小山田のラストのようです。
 
小山田・美瑠姫ストーリーは
あと2話で決着ということになりますが,
はたしていかなる結末に?
 
 
 
 
○勘助,越後情勢を報告する
 
勘助は帰参報告+謝罪の後で
越後情勢を説明。
 
まずは長尾景虎@ガクト(Gacht)について
「武将であって武将でありませぬ。
坊主でございます。」と
分かったような分からないような報告。

加えて,勘助は
「景虎には他国を侵す意思がございませぬ」
「(景虎が戦をするのは)
自分の正義のためでございまする」
などと景虎の性格を
を説明。
他国を侵略しまくる晴信に対して
嫌味なセリフに聞こえなくもありません。
晴信はハハハハと笑いましたが,
その中に怒りがあるような,ないような。 
 
 
勘助の説明する
景虎の宇宙人ぶりに
武田家臣団たちは理解を超えてしまい,
頭をひねりまくります。
本当は
景虎のことより
砥石城攻めのことで頭をひねるのが
先のような気がしないでもありません。


 
最後に,
晴信が砥石城攻めでの
自分の軍配違いを反省して
家臣団会議は終了。

 
 
 
○武田軍,砥石城を攻略する
 
砥石城攻めの具体策もないまま
家臣団会議が終わっちゃったな~,
と思っていたら,
その後に意外な活躍を見せたのが
駒井政武@高橋一生。
 

会議終了後,
駒井は勘助,馬場信春(教来石改め)@高橋和也と
別室で談話します。
 
砥石崩れについて
真田の失策だ,
やっぱ戦は策略よりも武辺だ,
などと持論を展開する馬場を横目に,
駒井クンは,
「武田・村上が対陣している今こそ
砥石城を突く好機であるが,」
とゆっくりと述べて,
間をおいて勘助を見た上で
「真田殿は今この時になすべきことを
いかに考えておられよう。」
と続けます。

要は駒井クン,
勘助に向かって暗に
真田のところに行って手伝ってやりなさいよ,
と言っているわけですね。
 
駒井クンの助言が
晴信の意を受けてのものなのか,
それとも
反省を口にする晴信を見ていられずに
自ら発したものなのかは分かりませんが,
勘助は早速,
真田のいる信濃・松尾城に向かうことに。

 
  
 
松尾城で再会した
真田幸隆@佐々木蔵之介,
柏木市兵衛@近藤芳正,忍芽と勘助ですが,
勘助が
「策士,策に溺れる」と
幸隆を揶揄するような発言をしたため,
幸隆は唇をかみしめ,
忍芽も柏木もムッ!。
 
その上で
勘助は秘策を授けに来たと述べます。
揶揄発言は
幸隆に活を入れるのが
真意だったようです。
 
 
ところが
幸隆から
「いかにすれば調略もせずに
砥石城を取れる?」
と問われてグッと詰まります。
 
勘助の秘策は
調略を持って城を落とすというもの
だったんですな。
 
秘策の正体が調略と分かって
 
 柏木「はぁーっ(ため息)」
 幸隆「さようなことは誰でも思い付く」
 忍芽「息子でさえ申しておりました」
 
と勘助に三連発。
 
普段なら忍芽くらいは
フォローを入れてくれそうなものですが,
揶揄発言が予想以上に効いている模様です。
立場のない勘助(笑)。
カラスが鳴いています。
 

しかし,
これくらいで凹む勘助ではありません。
幸隆の実弟・常田隆永を
寝返らせることを持ちかけ,
さらに常田隆永を誘うために
海野家の再興を発案します。
 
幸隆はなおも
実現性に疑問を呈しますが,
忍芽が乗り気になったため,
最終的に勘助の案に乗ることに。
 
晴信に面会して了解を取り付けた幸隆は
調略作戦を開始します。
 
 
この後,
紆余曲折はあったものの,
最終的に調略作戦は成功,
砥石城は武田方の手に落ちます。
 
途中,幸隆と忍芽,長男・源太郎による
ホームドラマ的ストーリーが展開されましたが,
省略。
ただ,
真田家の三男・源五郎クンがチラっと
登場していたのには注目。
彼こそは後の真田昌幸なわけで,
今後,
勘助が源五郎に
軍師としての知識などを授ける場面があったら
面白そうだな,と思いますが,
ちょっと無理かな。
 

さて,
面目躍如の幸隆は 
本編ラストの今週二度目の家臣団会議で
晴信から約束どおり
旧所領の残りを与えられます。

これを聞いて
ニコリとする駒井クンに向かって
頭を下げて謝意を示す勘助。
勘助の中で駒井の株が上がったことは
間違いないようです。
 

 
○次週は第35回 「姫の戦い」
 
晴信の新しい側室が登場,
一方,
由布姫は四郎様を武田の跡継ぎに
育てることを決意。
 
そして,
我らが
メンズノンノ小山田とミルミル美瑠姫の
運命はいかに。
(というか,美瑠姫は出るのけ?)

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2007年8月20日 (月)

大河ドラマ「風林火山」・第33回 「勘助捕らわる」

私は全く知らなかったんですが,
風林火山をレビューしている
皆さんのブログを拝見したところだと,
史実としては
前回の砥石崩れで
小山田信有は負傷して
その怪我がもとで2年後に死亡しているんですねぇ。
最近の当ブログでは,
小山田とミルミルの話をメインに
レビューしてきたっちゅうのに
それがしの無知もここに極まれり,とほほ。
 
その前回の砥石崩れに
小山田信有@田辺誠一が全く出てこなかった
というのは,
本大河では史実とは違った形の死に様になる
ということなんでしょうかね?
 
実は砥石崩れで重傷は負ったけど
単にテレビに映らなかっただけで,
来週辺り
屋敷で寝込んでいる姿で
久しぶりにメンズノンノ登場だったりしたら,
悲しすぎまする~。
 
ということで,
今週も
メンズノンノ小山田とミルミルが不在のままの
「風林火山」レビューを開始。
 
 
 
 
 
○オープニング
 
まず「花」枠には
実に4週ぶりに由布姫が登場。
何かほっとしますた。
 
軍配枠には
何と諸角虎定@加藤武がクレジット。
先々週の大トリを務めた諸角が
今週はトリグループにも入らないとは
これいかに。
 
というか,
先週の軍配枠は柏木だったし,
そもそも本大河の制作陣が
軍配枠を意識しているのか,
それともそれがしの妄想なのか,
だんだん疑問になってくる昨今でありまふ。
 
大トリは順当に宇佐見定満@緒方拳で
ございやした。
 
 
 
 
○勘助を救うのは誰ずら?
 
小山田とミルミルが登場しない
今週の最大の見せ場では
鉄砲百挺が届けられないために
長尾家・春日山城の中で処刑寸前の
山本勘助@内野聖浩に手をさしのべた
「思いがけぬ救いの手」の正体。
 
それがしとしては,
サニー千葉の娘・葉月@真瀬樹里が
颯爽と登場して大立ち回りをするのか,
はたまた
主君のために口を割らない勘助に
長尾景虎@ガクト(Gacht)が感心し,
「今回だけは命をそちに預けよう。」とか何とか言って
格好良く助命してやるのか,
などと予想しておりましたんですが。
 
 
まず葉月は
OPでクレジット自体がなくて除外。
 
 
次に,
景虎はどうかというと,
間者であることが思いっきりばれていた
勘助を木に縛り付けた後,
長尾家に仕えると誓詞血判したら助ける,
と景虎が申し出たのを
勘助が蹴ったシーン辺りで,
景虎助命フラグが立ったかと思ったんですが,
勘助が
末期の酒をついでくれた娘に軽口をたたいたり,
景虎が持ち出した荘子のフレーズに向かって
荘子じゃなくて孫子にしてくれなどと
文句を付けたため,
景虎の不機嫌度がアップ。
 
さらに,
勘助が自分は神仏を信じない,
自分は人の醜さ,ずるさ,欲深さ等を
好んでいる,
そうしたものに救われてきたんだ,
などと言って景虎を挑発(?)。
いちいち言い返される景虎は
ますます怖い顔になります。
 
こうして不機嫌度MAXに達した景虎は
「救いようがない・・」と呟いて
縛られた勘助の頭上付近に
風林火山の文字を書いた紙を貼り付けて
そこを鉄砲で撃とうとします。
少しでも外れれば
勘助の頭をズドン!です。
それにしても,
美形キャラが静かに怒っているのは
なかなか怖いもんですな。 
 
鉄砲を構えようとする景虎に向かって
勘助は「我が人生 死して 悔いなし」と
叫びます。

なんだか
覇王さまのセリフを連想しなくもありませんが,
まあいいか。
 
と,その時,直江実綱@西岡徳馬のもとに
小者が近づいてきて耳打ち。
何やら驚いたらしい直江は
景虎に処刑中断を進言。
 
どうやら「救いの手」は外部からやってきたようで,
この時点で景虎も「救いの手」候補から除外です。
 
 
そして,その予想外の「救いの手」の正体とは・・・
・・・・・・・・
なんと根来衆の津田監物じゃねえーかい!!
注文どおり百挺の鉄砲を持ってきたんだと。
 
確かに予想外だけどさ,
こんなそのまんまな「救いの手」ってありかい?
あー,びっくり(笑)。
OPに津田監物が
クレジットされてたのは気付いたけど,
この展開は想像もつかんわ。
 
まあ,実際のところは,
武田晴信@市川亀治郎が監物に手を回したようでして,
実質的な「救いの手」はお屋形さまなんですけどね。

ともあれ,
景虎は約束どおり勘助を解放。
本大河の主人公・勘助と
最大の敵・景虎の最初の会合は
ここに終わりを告げたのでした。

次に会うのは最終章・第4次川中島の戦いに
なるんでしょうか,やはり。
 
 
 
 
 
○その他
 
今週は武田太郎が成長した姿で登場。
早くも晴信と火花を散らしあいました。
勘助なんかいなくても武田家は安泰,
という発言もあり,
勘助とは仲が悪くなりそうな予感。
 
久しぶりに登場の由布姫@柴本幸は,
晴信が勘助を見捨てたも同然だとプンプン。
使者の駒井クンに向かって怒りをぶつけます。
やっぱ由布姫はこうじゃないと。
 
 
 
 
○来週は第34回 「真田の本懐」
 
何か,真田中心のストーリーになるのが
甘利にも明白なサブタイトルですが,
小山田とミルミルはまたスルーされるんでしょうか。

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2007年8月13日 (月)

NHKスペシャル「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~」

(今回の記事は書きやすさの関係で
妄想対談方式で記載させていただきます。
あしからず。)
 
 
甲:ということで,
  昨夜(8月12日)午後9時からNHKで放送された
  「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~」の
  レビューでございます。
 
乙:水木しげる大先生(おおせんせい)の「総員玉砕せよ!」を
  ベースにしたドラマということなんだが,
  実際の番組では
  「総員玉砕せよ!」を描いていく水木大先生とご家族の姿,
  「総員玉砕せよ!」の漫画の中の世界の双方が
  交互に描かれていた。
  
甲:戦争部分の主人公,丸山二等兵は
  架空の人物なんだけど,
  水木大先生御自身の分身なんですよね。
  御自身の一兵卒としての戦争体験が盛り込まれていて
  90パーセントが事実だとのこと。
 
乙:限りなくルポタージュに近い
  フィクションということになろうかね。
  
甲:丸山二等兵は命を落としたけれども,
  水木大先生が左腕を失った代わりに生き延びた
  という点くらいなんじゃないでしょうかね,
  実質的な違いは。
 
乙:むしろ,
  水木しげるの偽者(?)が水木大先生の
  周囲に表れるという
  現実部分の方が
  フィクション性が高いのかもしれんな。
 
 
 
○六平太,水木しげるになる!
 
乙:で,本編の内容の方なんだけど,
  これについてはあれこれ解説せんので,
  見逃した人は再放送を待ってみてくれ。
  レビューおわり。
 
甲:そんなレビューはないでしょうに(笑)。
  ただ,皆さんには
  できるかぎり番組の現物を
  視聴してもらいたいと思いますんで,
  当ブログでのあらすじ紹介は
  控えることにします。
  未視聴の方は再放送を待ってくださいね。
  ということで,
  とりあえずキャラの話をしましょうか。
 
乙:主人公の水木大先生
  かつ分身の丸山二等兵を
  演じるのが六平太!
 
甲:いや,六平太というか,
  香川照之さんね。
 
乙:あの時空を超えた活躍は
  六平太そのものでごいす。
 
甲:まあ,それはいいんですけど。
  ところで,
  水木大先生が
  戦禍で左腕を失っていることは
  皆さん御存じだったんでしょうか。
 
乙:お前みたいな鬼太郎ファンなら
  知っていて当然なのかも知れないが,
  一般的な周知度は高くないかもな。
 
甲:漫画家の先生が
  右腕のみで仕事を続けてきたのは
  相当の御苦労があったかと。
  昨日の放送で
  多くの人に認識してもらえたんじゃないでしょうか。
 
乙:水木御大は片腕を失う前の方が
  むしろ地獄だったと言っていたがな。
  
甲:連合軍のニューブリテン島上陸後の戦いが
  水木大先生の所属部隊のジャングルでの死闘時期に
  該当するんでしょうね。
  その後,水木先生はマラリアに罹患した上,
  空襲で左腕を失います。
  間もなく
  ニューブリテン島の西半分は連合軍に占領されてしまい,
  ラバウルにいた日本軍の主力はトラックに後退しますが,
  水木大先生たち傷病兵を含む一部は
  ラバウルに守備兵として残ります。
 
乙:もし連合軍がラバウルに進出してきたら
  少数の守備兵では
  ひとたまりもなかったところなんだが,
  結局,
  連合軍はラバウルを包囲するだけで
  攻略しなかったわけだ。
  飛び石作戦の一環というわけか。
 
甲:そして,
  大先生はラバウルで終戦をむかえるわけですね。
  番組ではそこまでは触れていなかったけど。
  
乙:香川照之さんは,
  丸山二等兵の時には
  顔から泥に突っ込んだり,
  鬼軍曹に何度となく連続ビンタされたりと
  本当に役者魂。
 
甲:水木大先生役では
  アイス何本も食べたり,
  おまんじゅう口に突っ込んだり。
  水木大先生の大食漢ぶりを
  見事に演技していましたね。
 
乙:ところで,
  過去に水木大先生を演じた俳優って
  いたっけか?
 
甲:映画「姑獲鳥の夏」で京極夏彦が
  演じています。
  正確なクレジットは
  「傷痍軍人(水木しげる)」だったかな?
 
乙:あれって水木御大役だったのけ?
  てっきり多々良先生かと思ってた。
 
甲:こらこら(笑)。
  「鬼太郎が見た~」に話を戻すと
  香川さん以外も
  大河の常連俳優さんが
  何人も出ていましたよね。

乙:そういや加藤保憲もいたぞ!
 
甲:いや,あれは軍医ですよう。
  嶋田久作さんが軍服姿で演じていたのは
  確かだけど。
  ともあれ,脇役陣もなかなか豪華でした。
 
 
 
○鬼太郎登場す
 
甲:この番組でもう一つ特筆すべきことは,
  鬼太郎,目玉親父,ねずみ男の登場です。
 
乙:朝9時からフジで鬼太郎を見た後に
  夜9時からNHKでも鬼太郎を見れるとは
  思わなんだわい。
 
甲:しかも,声の方は
  鬼太郎・一期の声優さんが
  あてていたんです。
  まず鬼太郎の声は大御所・野沢雅子さん。
 
乙:野沢さんといえば
  まずはピコリーノを思い出すな。
 
甲:普通はドラゴンボールの悟空でしょうに。
  ちなみに
  今や声優界のスーパー大御所である野沢さんの
  初めての主役が一期の鬼太郎だそうですね。
  つぎに
  ねずみ男が大塚周夫さん。
 
乙:よくも地獄少女をボコボコにしやがったな,ねずみ男!
  おまえのせいでお嬢がサクランボ~っ(泣)
 
甲:そりゃ別の作品のキャラの話でしょうが。
  確かに妖怪は出てきますけどね。
  そして
  目玉の親父さんは田の中勇さん。
  一期から現在放送中の五期まで
  目玉親父の声をあてているんですね。
 
乙:今年で75歳になられるそうな。
  こちらはすごい声優魂。
  いや,本当にお若い。

甲:水木御大より13歳年下ですからね。
  
 
 
○水木大先生へのメッセージ
 
甲:公式HPによると
  この番組はある一人の視聴者を想定して
  制作されているんだそうです。
 
乙:それは水木御大なんだろうな。
 
甲:そのとおり。
  現世に現れたビンタの鬼軍曹が
  水木大先生に言っていたでしょう,
  「水木,百歳まで生きろ」って。
  あれはスタッフから御大への
  メッセージなんですよ,きっと。
 
乙:御大の本名は「武良茂」じゃなかったっけ,
  と突っ込みつつも
  ちょっとほろっとくるシーンだったな。
 
甲:88歳の今でも
  妖怪雑誌「怪」の最新号で
  長編の自伝漫画を描いておられるし,
  本当に百歳になっても
  現役漫画家でいるんじゃないかな。
   
 

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大河ドラマ「風林火山」・第32回 「越後潜入」

昨夜は「風林火山」の後,
NHK(地上波アナログ)で9時から放送された
「鬼太郎が見た玉砕 ~水木しげるの戦争~」を
夢中になって見ていたために
「風林火山」レビューをアップするのが
遅くなりました。
何せ,
六平太(香川照之)が水木しげる役なんだもん,
当ブログの主としては
見ないわけにはいかないのであります。 
 
 
さて,「風林火山」の方ですが,
今週は
先週ラストに
鉄砲商人(根来衆)に変装して
長尾景虎のもとに出向いた勘助の
その後の動向の話です。
 
 
 
○オープニング
 
由布姫,3週連続登場なし。
5月の由布姫強化月間以降,
メインヒロイン・由布姫が
こんなに長く姿を見せないのは
初めてじゃないでしょうか。
 
先週,「花」枠だった忍芽も
登場しないため,
今週は先々週と同様に
「花」枠はノンクレジット。
 
それと
小山田信有,美瑠姫カップルの
登場がなし。
最近は
メンズノンノ小山田とミルミルを見るのを
楽しみに
「風林火山」を視聴しているんで
個人的にはちょっとがっくしかも。
 
 
 
○勘助捕らわる
 
偽名を名乗って
根来衆の鉄砲商人に化けた
山本勘助@内野聖浩は,
同行した伝兵衛が
鉄砲百丁を持って戻ってくるまで
人質として
長尾景虎@ガクト(Gacht)の春日山城に
軟禁されることに。
 
勘助は長尾家の内情を探る好機と
喜んだらしいですが(←伝兵衛が葉月に伝えた話),
景虎は風林火山の文言を書いた紙を
鉄砲試射の際の的にするなど
何となく勘助の素性に勘づいているような
雰囲気です。
 
その後,
景虎は
敵味方のいずれか動向の定まらない
宇佐美定満@緒形拳のもとに
自ら乗り込んで,
恩讐を捨てて
自分に味方するように訴えますが,
その際に勘助を同行し,
鉄砲一丁と共に宇佐見に勘助を
預けてしまいます。
 
これで勘助が
長尾家を探るのは不可能に。
やっぱ疑われているよ,勘助。
 
 
 
○砥石崩れ
 
勘助のいない武田家の方では
先週の真田幸隆@佐々木蔵之介の
計略成功を受けて 
武田晴信@市川亀治郎が
砥石城攻撃のために出陣します。
 
晴信も幸隆も
村上攻めは焦ってはいけない,と
勘助から釘を刺されていたんですが,
そう言われると
かえって焦って出陣してしまうのは
お約束どおりなのかもしれません。
 
 
一方の
村上義清@永島敏行は
対立する高梨政頼に兵を送るか,
砥石城に援軍を送るか,
いずれの策を取るかで
頭を抱えていました。
 
村上家の家臣団会議では,
義清より上座に座る
消臭守護(?)・小笠原長時@今井朋彦が
さっさと武田と戦えと要求しますが,
ことはそう簡単ではありません。
 
と,ここで
廊下に控えていた平蔵@佐藤隆太が,
恐れながらと進言を申し出ます。
 
平蔵が
(こんな時,勘助ならどうするずら・・・)と
一瞬のうちに思考を巡らせた結果,たどり着いた策とは,
 1.まず村上が高梨と和議をした後,
 2.村上軍が高梨攻めに向かうふりをし,
 3.村上の砥石城援軍はないと
   踏んだ武田軍が
   砥石城攻めを敢行するのを見越して
 4.村上軍は引き返して砥石城に向かい,
   難攻不落の砥石城に苦しむ武田軍を
   急襲する,
というもの。
これだけの策を
短時間でよく考えたもんです,平蔵クン。
軍師の才能がありそう。
 
この平蔵プランの難点は
どうやって高梨と和議をするかですが,
村上義清は
上座に座っている消臭殿・小笠原に向かって
仲介を依頼。
少々やっかいな役目ですが,
武田攻めを煽っていた以上,
消臭殿は断ることはできませんでした。
 
 
かくして
村上軍は平蔵プランを実行。
 
村上の援軍はないと見て
砥石城攻めを開始した武田軍は
強力な防備に攻め苦しんで
疲労困憊したあげくに,
突如,援軍に現れた村上軍に驚愕。
 
晴信は這々の体で
砥石城から引き上げましたが,
武田軍は
少なからぬ損害を負ったのでした。
唯一の救いは
鬼美濃・原虎胤@宍戸開の
しんがりの活躍が見れたことでしょうか。
足を撃たれていましたけど。
 
ところで,
公式HPのあらすじには
鉄砲の大半を奪われたと書いてあるんですが,
そんなシーンとかセリフってありましたっけ?
 
 
 
○勘助の正体ばれる

景虎は最初の訪問から1か月後に
宇佐見のもとを再訪します。
 
宇佐見は景虎に向かって
武田軍の砥石城攻略失敗を
情報提供。
 
同席していた勘助は
声こそ出さねど思わず狼狽。
これを宇佐見は見逃さず,
正体バレの
決定打になってしまったようです。
 
景虎退席の後,
自室に籠もって苦悩する勘助のもとに
宇佐見が現れ,
「酒でも飲まぬか,山本勘助」
と声をかけるのでした。
 
それにしても
緒方拳さん,格好いいです。
主要な役を
テレビではなじみの薄い
舞台俳優やミュージシャンや新人が演じているのが
特色とされる本大河ですが
(それがgoodなわけですが),
大河草創期の功労者である緒方さんが加わって
ストーリーに更に深みを増していきそうな予感あり。

 
 
○次週は第33回 「勘助捕らわる」
 
第9回「勘助討たれる」と
韻を踏むタイトルですね。
危ういところで助かる,という点で
内容面でもパラレルな展開になりそう。
 
予告からして
由布姫が4週ぶりに登場するようですが,
小山田とミルミルは?
 
そして,
勘助を助ける
思いもかけない救いの手とは,
葉月か?それとも・・・?

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2007年8月 5日 (日)

大河ドラマ「風林火山」・第31回 「裏切りの城」

今週の「裏切りの城」,
世間一般的には
真田幸隆@佐々木蔵之介がメインでしょうが,
個人的には
二週ぶりに揃って登場の
小山田&美瑠姫の話が楽しみな回です。
 
 
 
○オープニング
 
今週もクレジットに異変あり。 
 
まず「花」枠は忍芽@清水美沙。
由布姫が二週連続で登場しないことを
受けてのことだと思いますが・・・
「花」枠は勘助の相手役女性キャラ,
という原則(←私が勝手に推測してるんですが)から,
忍芽は大きく外れるような気が。
 
過去に一度でも勘助に好意を抱いたキャラ,
ということならば,
美瑠姫@真木よう子でも
良かったんじゃなかろうか。
(好意を抱いたのは子役時代の話だけど)
 
軍配枠は村上義清@永島敏行。
これは妥当なところ。
というか,
先週の上杉憲政が
予想外だったんです。
 
大トリには
遂に諸角虎定@加藤武がクレジット。
宇佐見定満@緒方拳が登場しなければ,
この大トリもありかな,
とは思ってはいましたが,
意外に早期に
その機会が訪れたという感じです。
 
 
 
○今週の小山田と美瑠姫
 
冒頭に書いたとおり,
小山田信有@田辺誠一と美瑠姫の共演シーンが
二週ぶりに登場。
ワンシーンだけですけど。
  
郡内・駒橋の屋敷の一室で
小山田氏の歴史を
ミルミルに説明するメンズノンノ小山田。
 
「小山田一族は
代々武田家に仕えてきたわけではない」
という小山田の言葉どおり,
小山田氏は郡内領主として
甲斐の国の中でも独立性が高く,
信虎時代には信虎と対立して交戦し,
敗北して軍門に下ったり,
ということもあったとか。
 

ミルミルに背を向けて
夕日を見ながら
格好良く説明するメンズノンノに向かって,
ミルミルは
「また武田と争うこともありまするか」
と尋ねます。
  
小山田は
「ないとはいえぬ」と即答した上で
「戦ってほしいか?」と聞き返しますが,
美瑠姫の答えは「いいえ」。
あなた様のお慈悲に抱かれて
武田を恨む気持は溶け去りました,
ということだそうな。
 
答えを聞いた小山田は
美瑠姫の方を振り返り,
「そなたが儂を抱いたのじゃ」
と言葉を返します。
いい男は何をやっても
様になりますな。
そなたが儂を抱いた,
という言葉の意味は
今ひとつよく分かりませんけど。
  
 
ここで,
侍女に連れられて
藤王丸(美瑠姫が小山田の側室になってから産んだ子)が
登場。

メンズノンノは戦続きで
久しぶりに藤王丸と対面した模様です。
 
最初,
笑顔で出迎えたメンズノンノですが,
藤王丸の顔を見た途端,
不審な表情に。
 
ミルミルから
「久しぶりに会うた藤王丸を
抱いてやってはくだされませぬか」
と促されて
メンズノンノ小山田は
「ああ」と一応は承諾の返事をしますが,
自分のところに慕って寄ってきた藤王丸を
抱き上げることもせずに
不審な表情のまま腕組みして
藤王丸のじっと見ています。

(これが儂の子か!?儂に似ていないぞ。)
と疑っているのがモロばれ。
 
第27話の
示唆シーン(ミルミルがお腹ぽんぽん)から
考えると
やはり藤王丸の父親は
小山田ではなく,
美瑠姫の前夫・笠原清繁@ダンカン
・・・・ということ?
 
そして,
明らかに疑っている小山田を前に
平然と振る舞う美瑠姫は
確信犯ということなんでしょうか?
 
ただ,
藤王丸役の子役の可愛いらしい顔は
どうみても
ダンカンよりは田辺誠一の方に
似ているような。
小山田の疑いに
今ひとつ説得力が欠ける気もします。
  
 
それにしても
藤王丸の顔に衝撃を受けている小山田に向かって
「いかがなされました?」と声をかける
美瑠姫の平然とした表情が怖いです。
 
田辺誠一さんの豹変ぶりもすごいですが,
真木よう子さんの演技もお見事。
  
 
 
○その他
 
メンズノンノとミルミルの話で
だいぶ長くなったんで,
残りは「その他」でひとまとめ(笑)。
 
 
今回は小ギャグが幾つかありましたが,
本編冒頭の武田軍軍議中の諸角の
「かくも早く信濃を手に入れることができるとは,
まことに長き道のりでござり申した」という
”からりと晴れた雨だった”式の矛盾発言に対して
信繁@嘉島典俊が「どっちなのじゃ」と突っ込む,
というのは
ちょっと狙いすぎですべった感があり。
武田家臣団は大笑いしていましたけどね。
 
個人的に受けたのは
甲府の勘助の屋敷での
勘助と太吉一家とのやりとり。
 
 おくま「旦那様はこのまま
     嫁をもらわねえでいいだか?」
 太 吉「おくま,いうでねぇ!
     旦那様にはもっとでけえ守るものが
     あるずら」
 おくま「諏訪にか?」
 太 吉「(あせりつつ)そこまで言うでにゃあ!」
 
勘助と由布姫の噂は
既に太吉の女房が知る程までに
広まっていたのだった(笑)
・・・っていいのか,それ!?
 
晴信が四郎と対面して
小山田状態にならないことを祈ります。
 
 
 
それから
今週のラストで
勘助と長尾景虎@ガクト(Gacht)が
御対面。
来週から二話ばかりは
勘助と景虎が絡んだ
ストーリー展開となりそうです。
またまた
小山田・ミルミルの話は
端っこに追いやられそうだな~。
 
 
ということで
肝心の真田の謀略に触れないまま
今週のレビューは終了(笑)。
 
しっかし考えてみると
「裏切りの城」ってサブタイトル,
メインは真田の謀略に違いないけれど,
ミルミルのメンズノンノ小山田に対する裏切りの話も
ふくむニュアンスなのかも知れませんな。
 
 
 
○来週は第32回 「越後潜入」
 
上田原の戦いで反省したはずなのに
なぜに勘助不在時に砥石城攻めをするんだ,
お館様~!?
 

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