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2007年7月15日 (日)

大河ドラマ「風林火山」・第28回 「両雄死す」

今週は
最終章・「第4次川中島の戦い」以前のストーリーとしては
最大の山場になる「上田原の戦い」の話です。
 
戦さ(乱取りや人買い等)を
比較的リアルに描いてきた本大河ですが,
板垣信方@千葉真一や甘利虎泰@竜雷太という
両雄の死を描くに当たっても
本格歴史ドラマらしいリアルさで行くのか,
それとも”弁慶の立ち往生”ふうになるのか,
要注目。
 
とか言いつつ,
今週は用事があって地上波の午後8時からの放送で
途中からの視聴になってしまいました。
本当は
BS2で午後10時からの放送を見ようと思ってたんですが,
今夜は9時からの放送だったんで,
こちらは完全見逃し(泣)。
BS2だけ時間変更ということもあるんだね,とほほ。

というわけで,
もし
再放送を視聴して何か付け加えたいことがあったら,
追加レビュー書きたいと思います。

 
○甘利の秘策
 
先週から仕組まれていたゴリさん甘利の
対・村上義清(@永島敏行)偽装寝返り策が
いよいよ実行に移されました。
 
ゴリさん甘利は家臣に後事を頼んで
村上義清の陣に単身乗り込みます。
甘利を信用している義清は,
いったん攻撃を仕掛けた後で軍を引き,
武田晴信@市川亀治郎を
前線に引っ張り出す作戦であることを言明。
これを聞いた甘利はムムムという表情。
 
夜が更けてきて
村上軍の陣がほんわかムードになってきた頃を見計らい,
甘利は遂に村上義清に刀で斬りかかります。
ところがそこに一本の矢が飛んできて,
甘利の腕にグサッ!
村上義清暗殺作戦はあっけなく失敗します。
策略というにはちょっとお粗末だったかも。
 
本当ならばその場で討ち取られても仕方がない甘利ですが,
生かしておいて利用しよう+甘利の勇気に感心,の義清は,
甘利を捕らえて自害しないように見張るよう命令。
甘利もお粗末ですが,義清も甘いですかね。

ちなみに,
甘利の腕を矢で射たのは平蔵@佐藤隆太。
これが出世のきっかけとなるかもしれません。
 

さて,
夜が明けてから
村上義清は自ら軍を率いて出陣しようとしますが,
その直前に甘利が脱走。
隙を突いてということらしいんですが,
けが人にあっさり逃げられるとは
村上勢はどうにも間が抜けてる気が。

甘利の方も厳重監視の下,
どうやって脱出したんだろ。
馬まで奪っているし。
もっと低い身分に生まれていれば,
案外,
間者として活躍できたかもしれませんね,
甘利殿。
 
こうして脱出した甘利ですが,
板垣の陣に近づいた時には
背中に矢が何本も刺さっています。
それでも
馬を走らせる甘利殿,やっぱりやや弁慶化したかな~,という感じです。
それと,
甘利のすぐ後ろを走る村上勢,
息も絶え絶えの甘利に追い付けんのかい!
と突っ込みたくなります。 
 
さて,
そのまま馬を走らせて板垣の陣に突入し,
落馬して倒れ込んだ甘利は,
抱き上げる板垣に向かって兵を引くよう伝えて落命。
 

○板垣死す
 
軍を引くようにと言われた板垣ですが,
もう目の前に村上勢が迫っているのに
引けるわけがありません。
板垣の軍勢は村上勢に応戦を開始。
せっかくの甘利のメッセージは
余り意味がなかったような。 

そこに折悪しく
総攻めを命じた晴信が戦場に登場。
これはヤバイというわけで,
当初からの作戦どおり,
板垣は伝兵衛に晴信に似た格好をさせた上で,
(↑でいいんだよね?途中から見たから違ってたらゴメン。)
本陣の旗を掲げさせます。
凛々しい伝兵衛ですが,
いつの間に乗馬の術を学んだのかは謎。

 
板垣の作戦に気づいた山本勘助@内野聖浩は,
あわてて本物の本陣の旗を下げさせます。
この辺りはさすがに抜かりがない勘助。
 

伝兵衛の影武者に引っかかった村上義清は
板垣の陣に向かって突撃。
迎え撃つ板垣勢の中では,
サニー板垣と鬼美濃は
華麗な槍裁きで敵兵を倒していきます。
慣れない伝兵衛は所在なげにうろうろしてますが,
まあ仕方がないところ。
 
ところが,
乱戦の最中,
板垣が村上勢の騎馬武者と接触して落馬,
たちまち村上勢に取り囲まれます。
 
しかし,村上軍では
なぜか騎馬武者が落馬した板垣を襲撃しないため,
サニーにかかっていっては
討たれてしまう足軽が続出。
すぐそばにいるはずなのに
なにやってんでしょうか,村上義清は。
 
それでも村上側足軽たちの
(文字どおり)必死のアタックが功を奏して
サニー板垣も少しずつ傷を増やしていきます。
そして
周囲を足軽に囲まれた板垣を
遂に槍ぶすまが貫きます。
 
「だんなさまーっ!!」と叫ぶ伝兵衛。
そのせいで
村上義清に影武者であることが
思いっきりばれました。
どうしてくれる。
 

それでもまだ立っている板垣。
こちらは完全に弁慶化。
 
死期を悟った板垣が辞世の句を詠み始めたところで,
今度は村上勢から弓矢の襲撃。
とうとう板垣は戦場に倒れるのでした。
板垣の最後のセリフ,
よく聞き取れなかったんだけど,
辞世の句の締めの部分だったのかな?

 
結局,
板垣も甘利も
弁慶化してしまいました。
それでも,
サニー千葉とゴリさんの名演技のおかげで
今回は違和感はありませんでした。
むしろ,ちょっと感動したかも。
特にサニー千葉の演技は,
「武田信玄」での板垣信方@菅原文太を彷彿させる
素晴らしいものだったと思います。
 
ただ,
一視聴者として勝手な希望を言わせてもらえば
最終回の勘助の死は
リアリティに描いてほしいかな。
鉄砲玉一発を肩に受けて7日間人事不省だった勘助は
弁慶化が似合うキャラとは思えないもので。
 
いっそのこと,
勘助が弁慶化を通り越して赤マフラー化し,
義信事件で暗躍したりしてくれたら,
それはそれでいいかな,
と思うような,思わないような。
 
 
○今週のブラック晴信
 
今週の晴信ですが,
顔の表情筋が思いっきり動いていました。
特に眉毛の動き。
 
甘利の裏切りに激怒して,ぴくり。
板垣が夜襲に応戦した後も軍を引かないことを知って,ぴくり。
武田軍に総攻めを命じたところで,ぴくり。 
 
ちょっと
オーバーアクションかなという気もしましたが,
将来,
大河ファンの間で伝説になるだけの価値がありそうな演技でした。
 
 
で,前線に出た晴信ですが,
自分の目前で板垣が落馬して取り囲まれるのを見て
「いたがきーっ!!」と絶叫。
伝兵衛もそうだけど,
何で影武者の策が
ばれるようなことをするんだろ?
 
板垣を助けるために
馬を出そうとする晴信ですが,
勘助に諫められます。
太吉も晴信の馬をとおせんぼ。
勇気あるな~。
  
板垣が討たれた後,
呆然と立ちつくす晴信に向かい,
勘助が退軍を勧めるところで
今週はジ・エンド。
 
 
○次週は第29回 「逆襲!武田軍」
 
自分の過ちに気付いた晴信,
大きく成長するきっかけを掴むようです。
 

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