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2007年1月28日 (日)

大河ドラマ「風林火山」・第4回 「復讐の鬼」

冒頭,
山鳥をとって村に戻ってきた勘助は,
太吉(村人の一人)から
ミツ@貫地谷しほりの死を知らされる。
 
やはり,
先週のラストで
信虎@仲代達矢に弓矢で狙われて
命を落とたんだ,
と思いきや,さにあらず。
ミツと一緒にいた平蔵の話によると,
矢はあの摩利支天のブローチ(?)が防いでくれたが,
その後,起き上がったミツを見て,
その腹が大きいことを見つけた信虎は,
ミツの腹を・・・というむごい展開だった模様。
これは多分,
甲陽軍鑑が伝える信虎の残酷行為に
基づくものだと思われる。
 
ちなみに,
貫地谷しほりは今回は死体と回想だけの出演。
いい演技を見せてくれていたのに
もったいないな。 
 
 
この後,
伝助(ミツの兄)が刀を持って外に出て行こうとするが,
勘助に落ち着くよう諭される。
 
しかし,
この直後,伝助ら村の男たちを
自分に仕えるよう誘いに来た板垣信方@千葉真一を見た
勘助は,
自分自身が逆上,板垣に切りかかってしまう。
 
こうして板垣信方VS山本勘助の真剣の立会いが実現。
 
勘助はまたまた見事な太刀捌きを見せるが,
さすがに
かつて影の軍団を率いていた千葉板垣にはかなわず,
ねじ伏せられる。
しかし,
ここで勘助は板垣に名を名乗った上で,
仕官を申し出て,命を助けられるのだった。
 
なお,
板垣の脇で余り目立たなかったが,
なぜか
原虎胤(鬼美濃)は
村人たちにバチバチと鞭をふるい,
信虎に負けないサデスティックさを披露。
ホントに
去年のコミカルな「功名が辻」とは打って変わった
ハードな大河である。
 
 
この後,
平蔵が仕官を拒否して村を出奔するという展開があったりしたが, 
最終的に
勘助と伝助,太吉の三人は仕官することを決め,
板垣の屋敷を訪問。
板垣は三人を連れて寺に行く。
 
そこで
勘助たちを待っていたのは,
武田家の嫡男・晴信(後の信玄)@市川亀治郎。
この若殿,
お顔を改めて拝見してみると,
「功名が辻」の六平太にどことなく似ている。
しゃべったら,声の質まで似ている。
実は
晴信が最初の室(上杉朝興の娘)との間につくった子供が
密かに生き延びていて六平太になったんじゃなかろうか?
(↑ウソです,スマソ。
市川亀治郎さんと香川照之さんは従兄弟だから
似ていて当然。)
  

登場した晴信は
ミツの死について
伝助と勘助に頭を下げてわびる。
なんとも御優しい若殿だが,
できればその優しさを
鹿狩りの時にミツをかばう形で発揮してほしかったような。
 
さて,
晴信は謝罪した上で
勘助を近くに召し出し,
恨みでは武田は討てない,
失望の中にこそ大望がある,
大望゛かなければ恨みを晴らしたとて何になる,
と諭して,その場を去る。
 
何か分かったような,分からないような理屈だが,
とりあえず勘助たちは丸め込まれたような形に。
 
寺から下がる際,
「若侍がこのワシを侮りおって・・・」と憤る勘助。
ちなみに,
この時点(天文5年(1536年))で
勘助37歳(本ドラマは1500年出生説らしい),晴信16歳のはずで(数え年),
そりゃ勘助は怒るわ。
しかし,
考えてみると,
勘助は第1回の時点で既に35歳。
大河の主人公のスタート時の年齢としては,
異例な高齢ではある。
 
 
その後,
板垣信方は勘助に対して
間者として駿河に行って情勢を探るよう命じる。
兵法を学んできた勘助に
間者になれと命じるとは如何にも奇妙な話だな。
実は
板垣は元々間者の棟梁をしており,
後の上田原の戦いでは戦死せずに
密かに服部半蔵と名前を変えて徳川家康に
仕えたのではなかろうか?
(↑これもウソです。)

 
こうして
勘助は再び駿河の庵原忠胤(勘助の大叔父)を訪ねるが,
そこで待っていたのは
今川家の当主・氏輝の死の報だった。
駿河に大乱の兆しが走る・・・といったところで
今週は終わり。
 
終盤で
梅岳承芳(後の今川義元)がチラッと登場。
今川義元は
去年の「功名が辻」でも登場しており,
2年連続の同一キャラクター登場は久しぶりではなかろうか。
そもそも近年の大河では
同じ年代を2年連続で取り上げることがなかったしね。
ちなみに
大河最盛期の87年~89年には
3年連続で戦国期が取り上げられ,
徳川家康が3年連続で登場したことがある。
 

それと,
OPのクレジットに
小山田信有@田辺誠一が出ていたけど,
どこかに登場していたかな?
 
 
では,最後に
今週からはじめた
「風林火山」チェック・5段階評価をどうぞ。
 

は路傍の花の如く度→☆☆☆☆☆
 ミツがかわいそうだ~(泣)
 それにしても
 初期ヒロインがあっさりと退場して
 由布姫の登場までどうすんだろ?
 次週予告で
 勘助が寿桂尼(今川義元の生母)の手を引いていたけど,
 もしかして?

主君は聳る山の如く度→☆☆☆
 今週が初顔合わせ。
 勘助は馬鹿にするなと怒っていたけど。

好敵手は疾風の如く度→☆☆☆☆
 一応,現時点での勘助の主敵は
 御館様(信虎)ということになるのかな。
 それ程の狂気は感じないんだけど,
 あっさりミツを殺害してしまうのが恐い。
 
こそわが生きる道度→なし
 今週は合戦シーンなし。
  

 
次回は第5回 「駿河大乱」 。
花倉の乱を正面から取り上げるのは
大河史上初めてじゃないかな。
 



 

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» 風林火山〜第4話・ミツの死と仕官! [一言居士!スペードのAの放埓手記]
風林火山ですが、やはりミツは武田信虎に殺されてしまいます。出演者の名前が出るところで、ちょうどミツの貫地谷しほりの所で花が池に落ちるわけです。ミツは、山本勘助(内野聖陽)と最後の言葉も交わすことなく遺体での再会となってしまうのですが、もっと酷い話もあるわけです。(風林火山、第4話・復讐の鬼、感想は以下に続きます)... [続きを読む]

受信: 2007年1月28日 (日) 23時39分

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