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2006年11月26日 (日)

大河ドラマ「功名が辻」・第47回「種崎浜の悲劇」

今回のOPのクレジット,
北政所と淀殿が出てこないせいもあり,
登場人物が少なすぎてスカスカ。
今週も主要人物の退場があったし,
次回,次々回のOPはどうなっちゃうんだろうか。
 
 
本編の方は,
先週のラストシーンからスタート。
 
ズドーンという鉄砲の音で倒れる千代。
一豊と家臣たちの手で
近くの小屋に運ばれた千代は
一豊の呼びかけに反応し,
命に別状はない様子。
まあ,
別状があったら史実と違っちゃうし,
あと2回残して主人公が退場するわけにも行くまいが。
 
ほっとする一豊たちだったが,
小屋に向けて更に鉄砲がもう一発ズドーン!
 
危険を冒して
戸の隙間から外を覗いた一豊の目に映ったのは
鉄砲を手にした一領具足の父娘。
余り似ていない親子だな,
と思う間もなく娘がもう一発ズドーン!
 

この後,
逃げる父娘を新一郎たち家臣が追いかけ,
すっころんだ娘を助けるために
家臣たちに立ちはだかった父親が
刺されてしまう・・・ったように見えたんだが,
死んでなかったようで捕縛。
峰打ちだったのか,
刺されても死なない超人だったのかは不明。
 
父親の犠牲のせいで
娘の方は無事脱出に成功。
この娘,
OPクレジットでは
単に「奥宮の娘」となっており,
(父親役は「奥宮弥兵衛」とクレジット)
セリフもほとんどなかったけど,
顔アップ場面もあったりして
今回の前半部分では
非常に目立った活躍を披露してくれた。
 
 
 
で,
捕縛された奥宮弥兵衛は
六平太の進言により自分の郷で磔(はりつけ)。
弥兵衛の
「土佐はおまんらの好きなようにはならんぜよ」
というセリフがカッコいい。
2代目スケバン刑事(@南野陽子)を思い出してしまった。
それにしても
一領具足は高知語で話しているのに
なぜ一豊たちは名古屋語ではなく標準語なのだ?
 
 
その後も 
一領具足たちの反乱事件は後を絶たないため,
先週,山内家家臣になった六平太は
鉄砲隊を率いて
反乱者たちを予告なしに射撃させるなど
鎮圧に走り回る。

家臣団会議では
審議もせずに射殺する六平太のやり方に
異論が出るが,
六平太は
早期の土佐平定がならないと
山内家改易の可能性すらあると反論し,
実際に家康に会って確認するよう一豊に進言。
 
不安に駆られて大坂に行った一豊は
六平太の言葉どおり
家康から土佐平定を督促されてしまい
ドビーン!という感じである。
 
 
焦りを抱えたまま土佐に帰国した一豊は
六平太,新一郎と三者で密談。
六平太は 
ある秘策を提言。
それは
土佐の国一の相撲取りを決めるために
城下で相撲大会を開くという触れを出して
一領具足の中の力の強い長たちを一箇所に集め,
鉄砲で狙い撃ちして根絶やしにするというもの。
 
自分と新一郎だけでやるので
殿は手出し無用という六平太の言葉に
一豊は少し躊躇はしたものの最終的にOKを出す。
 
六平太は計画を千代に明かさないよう
一豊に釘を刺す。 
 
密談の後,
酒にしたたかに酔った一豊は
千代の前で「敦盛」を舞う。
あの信長の好んだ「人生五十~」の能である。
残虐行為にOKを出してしまった自分を
信長になぞらえているということだろう。
 
 
そして
相撲大試合の当日。
 
一豊は千代を
新しい河内山城の築城現場に誘い出す。
なぜ
相撲試合を見に行かないのか
といぶかる千代に対して
一豊は
相撲試合は一日限りだが
城は子々孫々まで続くからだと説得力の乏しい説明。
それならば,
普通は一日限りの方を優先しないか?
千代も
言葉では納得したと言いつつ
すっきりしない様子。
 
 
相撲大試合の会場では
各地から力自慢が既に集合。
 
会場の板塀の後ろには
鉄砲を持った兵たちが発砲準備。
 
そして
六平太の合図により
ズドーン!ズドーン!ズドーン!
 
次々と倒れる一領具足の力自慢たち。


築城現場で鉄砲の音を聞きつけた千代は
相撲試合の場所での異変を察知,
止める一豊を振り切って相撲会場に走る。
 
 
その相撲会場では
撃ち殺された力自慢たちの死体を
検視していた祖父江新一郎が
死んだ振りをしていた力自慢の一人に
刺される。

虫の息で「殿のお顔を・・・殿のお声を・・・」と
呟く新一郎を見ていられなかったのか,
六平太は小刀で新一郎を刺して介錯。
 
 
息を切らして相撲会場に駆けつけた千代が見たのは
累々と横たわる一領具足の力自慢たちの死体の間に
立ち尽くす六平太の姿。
 
六平太は
呆然とする千代に向かって
自分の役割は終わったと述べた上で,
例の鉄砲玉の破片を示し
ここに毒が仕込んであると説明。
 
そして最後に
「千代が好きだ。」という
長いこと言いたかったセリフを遂に口にした六平太は
毒入りの鉄砲玉を噛んで倒れ,
千代の腕の中で息を引き取っていく。

このシーン,
「功名が辻」の最大の見せ場&名場面かもしれない。
原作では
千代は自身は相撲場に赴かずに
侍女に様子を見せに行かせて事実を知って卒倒するのだが,
今週のこの展開は,
原作以上の出来栄えになっていると思う。
 
六平太の死が自害というのは
かなり意外だった。
私的には
きっと
あの「奥宮の娘」に撃ち殺されるんだろうと
予想していたんだが,
大外れ。
 
 
そして,
ラストシーン,
六平太の死体の前で涙ぐむ千代に向かい
「千代,許せ」と言葉をかける一豊に対し,
「お暇をいただきとうございます。」と千代が答えたところで
次週に続く。
一豊をキッと睨み返す千代が恐い。
 
 
 
ところで,
先週のレビューで触れた
千代が撃たれるという原作にないシーンが
なぜ設けられたのかという疑問なんだが,
結局のところ,
今週の展開だけでははっきりしなかった。
自分的には
一豊による一領具足虐殺行為の
背中を押す出来事なんだろう,
と予想していたんだが,
千代が撃たれたという事実について
事件後に
一豊も家臣たちも一言も触れていないことをみると
どうも違うようだし。
うーむ。
 
 
 
では,最後に「功名が辻チェック」をば。
 
○今週の功名度→☆
  「おてんとう様の下で堂々と功名を・・・」は
  過去の話になってしまったのか。
○今週の愛情度→なし
  今までで最悪。
  ということで,
  「功名が辻チェック」始まって以来の愛情度なしに。
○今週の隠密度→☆☆☆☆☆
  六平太,遂に退場。
  香川照之さん,熱演ご苦労さま。
○今週の内府度→☆☆
  一豊にプレッシャーをかけただけ。
○今週のお笑度→なし
  今回みたいなハードな展開では
  ギャグがないのも無理からぬところ。

 
 
次週は第48回「功名の果て」。
千代が山内家を出てしまうという
これまた原作にはない驚きの展開らしい。

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