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2006年10月21日 (土)

大河ドラマ「功名が辻」・第41回「大乱の予感」

先週末は風邪を引いて寝ていたので,
今回は土曜日の再放送を見ての一週遅れのレビューでござる。
 
今回は,
家康による諸大名の領地帰還の許可を受けて,
一豊と千代が高台院(寧々)に挨拶に出向くシーンから
スタート。
千代は大阪屋敷に残ると聞いた高台院から,
徳川殿の動静を国許に速やかに伝えるためか,
さすがは女大名の山内家じゃ,
とちょっと嫌味を言われて,
一豊は少々不機嫌になった模様。
事実だから仕方ないんだけど。

ところで,
NHK公式HPの第41回のあらすじには,
淀殿に徳川の傘下に入るよう進言しない三成はうつけものだと
高台院が発言したとか,
山内家もそうせよということかと千代が高台院に聞き返した,
みたいなことが書いてあるのだが,
それらしい発言はなかったと思う。
他にも,
毛利が三成につけば家康がすべてではないと
六平太が言ったように書いてあるのに,
実際の放送では該当発言がなかったようだし,
(毛利云々は家康の発言にはあった)
あらすじと放送のミスマッチはどうしたことだろうか?
 
 

千代たちが大阪城から屋敷に戻ると,
堀尾吉晴(茂助)が隠居の挨拶に訪れていた。
一豊は吉晴に向かって
豊臣を見捨てるのかと責めつつも,
金ヶ崎の戦いで重傷を負った自分を
茂助はさいごまで見捨てようとはしなかった,
恩は一生忘れない,と付け加える。
(ちなみに「あらすじ」では,
一豊が思い浮かべた金ヶ崎の恩人が家康になっており,
ここでも放送内容との食い違いが発生。)
 
吉晴との話の中で,
同僚三人組のもう一人,中村一氏(孫平次)が
胸の病で床に伏せていることを知った一豊は,
千代ともども吉晴・いと夫婦と一緒に一氏を見舞う。
 
一氏の妻・としは,
千代といとに対して,
一氏は来年の桜は見られないと言われたと告げる。
千代はとしを慰めつつ,薬として熊胆を進呈。
ちなみに
今週のOPでは
とし@乙葉が(おそらく)初めて単独でクレジットされていたが,
どうやら今回が最終登場になる気配が濃厚。
 
 
数日後,
一豊は掛川に戻るが,
高台院の予想どおり,
千代は一豊にせっせと手紙を書いて,
大阪の情勢を報告。
この後,しばらくは,
千代が自身の手紙を読み上げる声が
ナレーション代わりとなって物語が展開。
先日,
本来の語り・三宅民夫アナの体調不良が報道されていたけど,
もしかしたら,それと関係があるのかな?
とちょっと気になってしまった。
(三宅アナのナレーション自体は今週もちゃんとあったのだが。)
 
千代の報告は次のとおり。
 
1.家康,大阪城西の丸に入る。
  諸大名が領地に戻った隙を突いて
  家康は大阪城・西の丸に入って政を開始。
  淀殿は
  大阪城に入るのは前田大納言(利家)というのが
  太閤殿下の御遺言のはず,と詰問するも
  前田大納言が亡き今,
  この家康しか秀頼君を守るのはおりません,
  とあっさりかわされてしまうのだった。
  何か,
  このシーンの淀殿@永作博美,
  とてもニコニコしていて,
  冷笑というよりも朗らかな笑顔という感じだった。
  それと家康殿,
  今回は”淀君”ではなくて
  ちゃんと「淀の方様」と呼んでいた。
 
2.家康,前田利長に家康暗殺計画の疑いをかける
  増田長盛が家康に暗殺計画を密告,
  家康は
  (千代いわく”どういう証拠があるのか存じませんが”)
  前田中納言利長(利家の嫡男)が背後にいると断定。
  この件での
  家康と井伊直政のやり取りにおいて,
  直政のセリフに「利家の奥方,まつ殿」という名前が
  遂に登場。
  先々週の”利家解禁”以来,
  前田家関係の名前が登場人物のセリフ中に
  怒涛のごとく出てくるようになって
  本当に喜ばしいことである。
  (皆が何かにつけ前田大納言,前田大納言と言うのは
   ちょっとくどいような気もするが)
 
それにしても
山内家程度の小大名に
これだけの諜報活動を許してしまうとは,
「功名が辻」における徳川家の防諜能力に
大きな疑問符が付いてしまうのであった。

 
少し時間が経過して, 
慶長5年の年始,
一豊を含む諸大名は大阪城に登城すると,
本丸の秀頼に拝謁したその足で,
すぐに西の丸の家康に挨拶。
 
その頃,
三成の本拠地・佐和山城では
三成が直江山城守(兼続)と会談。
家康打倒のために共に立つことを約束する。
直江兼続みたいな重要人物が
さりげなく登場したのにはちょっと驚き。
 
 
さて,
家康は年始挨拶に大阪に来なかった
会津の上杉景勝に詰問の書状を送るも
上杉からの返事は
直江兼続が作ったとされる,
家康を挑発する内容のいわゆる”直江状”であり,
家康は激怒,上杉討伐のために
東海道を本拠地・江戸に向けて下ることになる。
兼続の突然の登場はこのためだったのかな?

 
我らが一豊殿は未だ
三成に付くか家康に付くかを決めかねていたが
家康の疑いを招かないように
道中の家康を饗応することに決定。
 
一豊による
掛川・”小夜の中山”での家康饗応中,
駿府の中村一氏が家康を訪ねてきて
病身の自分に代わって
弟を家康に従軍されることを告げ,
事実上,家康配下に加わる。
この1か月後,一氏は没した。

大阪・山内家の屋敷の庭で
千代が大きな戦の始まりを予感したところで,
今週は終了。
 
 
なんか,
いつも以上に
単にあらすじを追いかけるだけの
レビューになってしまったな。
 
では最後に「功名が辻」チェックをば。
 
 
○今週の功名度→☆☆☆
  とりあえず家康のご機嫌を取るのには成功。
○今週の愛情度→☆☆☆
  掛川から大阪に戻った後,
   家臣の目の前だというのに,
  久しぶりの再会で千代の手を握る一豊。
  お熱いのは大変結構なんだが,
  しかし・・・
  このシーンって,
  大阪城への年始挨拶の登城の後なんだよな~。
  一豊は,掛川から大阪に到着した後,
  一度も山内家屋敷に顔を出さないまま
  大阪城挨拶に行ったんだろうか?
○今週の隠密度→☆☆☆☆
  「ぎりぎりまで,ぎりぎりまで天下を見極めろ」
  50歳過ぎても千代命の六平太。
○今週の冶部度→☆☆☆☆
  登場シーンは短かったが,
  重要人物・直江兼続と会談し,
  東西同時決起の約束を取り付けることに成功。
○今週のお笑度→☆☆
  家康がお灸を据えてもらっているシーンくらいかな。

 
 
次回は第42回「ガラシャの魂」。
枡底のまな板,開運のへそくり馬,
聚楽第行幸の際のパッチワークに続く
千代の4つ目のエピソードが披露されそうだ。

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