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2006年6月18日 (日)

大河ドラマ「功名が辻」・第24回「蝶の夢」

今週は
オープニングのキャスト・ロールを見ていて
いきなり違和感が。
何かというと
  「濃姫(帰蝶) 和久井映見」
  「槇(回想) 鳥丸せつこ」
  「信長(回想) 舘ひろし」 
という具合に
先週死んだはずの濃姫には「(回想)」がないのに,
まだ生きているはずの明智光秀の正室・槇に「(回想)」が付いていること。
ひょっとしてミス?と思ったら,さにあらず。
 
まず,槇については,
新規シーンは先週の登場シーン(光秀の自害をとめる場面)が最後で,
今週は過去のバンクからとった回想シーンだけだったのである。
結構重要キャラだったのに,シビアやね。
 
濃姫の方は,
光秀が亡くなる直前に見た幻の中で
濃姫が桜の花の下で光秀に呼びかけるという場面があり,
これが新規シーンだったために「(回想)」が付かなかったらしい。
槇も光秀の見た幻の中に登場したが,
上述のとおり過去シーンのバンク。
これじゃ不公平だよ~(怒)
去年の「義経」のキャスト・ロールには
「平知盛(亡霊) 阿部寛」というときがあったが(いわゆる船弁慶の話の回)
これにならって
「濃姫(帰蝶)(妄想) 和久井映見」とかにしておけば,
違和感を感じなかったかも知れないのに(←やっぱりヘンかな?)。
 
 
 
本編のほうであるが,
今週の主題は明智光秀と清洲会議・・・かと思ったら,
明智光秀に関しては,
先週のラストで始まったはずの山崎の合戦は事実上スルーされ,
一挙に光秀主従の敗走シーンに。
そして,
あっという間に土民に刺されて致命傷を負ってしまう光秀。 
刺された直後に現場に到着した一豊は
虫の息になった光秀の最後を看取ると
首もあげずに去っていくのだった。
(こまかい話だが,
本家NHKのHPのあらすじを読むと
一豊と光秀が対面した後に土民に刺されたみたいに読める気がする。)
 
放送開始後6分で退場した光秀に代わって活躍したのが
細川家に嫁いでいた光秀の娘・玉@長谷川京子だった。
ただ,
玉に関しては今後も活躍するんだろうし(関が原の戦直前辺りとか),
今回,光秀の話を削ってまで
玉の話に何分も使う必要はなかったんではなかろうか。
長谷川京子と夫・細川忠興役の俳優さん(スパイダーマンの声の人?)の演技は
良かったんだけどね。
 
秀吉軍勝利の後,
一豊は秀吉から3000石加増と坂本城代を申し渡される。
城代とはいえ,城持ちになったことに狂喜した一豊は
帰宅するとなかなか見つからない千代を探しまくる。
このシーン,
演じる上川隆也の姿を映し出さないまま(声のみ)
カメラを一豊の目線の位置に据えて動かすことで
視聴者が一豊目線でテレビ画面を見ることになるという
(大河にしては)ちょっと変わった演出であった。
 
その晩,
月を見ながらしみじみと話す千代・一豊の夫婦。
光秀の最後を話す一豊に対して
「だんな様と共に生き延びましょう」と告げる千代。
久しぶりに「功名が辻」らしい,いいシーンだった。
(月がクレーターが見えるくらい巨大だったことを除けば。)


 
光秀の死から2週間後の天正10年6月27日(旧暦),
織田家の後継者を決めるための家臣団の会議が
清洲城下で開催された(清洲会議)。
 
信長の三男・信孝を押す柴田勝家と
信長の嫡男で本能寺の変の際に二条城で戦死した信忠の
嫡男・三法師を押す秀吉が対立するという展開は
過去大河の清洲会議と同様であるが,
秀吉が腹痛(嘘の)で席をはずしている間に,
丹羽長秀@名高達男が家臣たちを説得して
会議の大勢を三法師支持派にしてしまうというところは
目新しかったんじゃなかろうか。
(秀吉の同席中に長秀が秀吉に加担する展開は
過去にもあったと思うけど。
それと,本筋と関係ないが,
名高達郎が「達男」に改名したのは,美輪明宏の勧めによるらしい。
本当に関係ないな。)
 
他方,
会議の裏では
寧々に命じられた千代が
清洲城内でなかなか懐かない三法師を懐柔するため
悪戦苦闘。
 
結局,
狸の腹鼓の真似「ぽんぽこぽん」をしてみせることで
三法師をとりあえず千代とよねに懐かせることに成功。
(「ぽんぽこぽん」がそんなに面白いかという
疑問はあるものの,
三法師を演じる子役の表情変化がすこぶるうまい。)
 
更に
会議を抜けてやってきた秀吉の背中に三法師を乗せ,
秀吉に「馬」の役をやらせることで,
三法師を秀吉に懐かせることにも成功。
千代,だんな様を差し置いてまたまた大活躍・・・・・
と言いたいのだが,
考えてみると,
会議のほうは長秀の活躍で
三法師支持派の勝利に終わっているし,
あんまり意味がないような気がするのだった。
 
 
清洲会議も無事に終わり,
いよいよ長浜城に引っ越すべく
準備を進める一豊宅に
突如,秀吉が訪問し,一豊に土下座。
長浜は勝家に割譲することになったので,
長浜城代の話はなくなったと告げる。

口をパクパクする一豊,
秀吉と一豊を交互に見て
あたふたする千代。
「そういうことだ・・・そういうことです!」と
最後は丁寧語になって
わらじを胸にかかえたまま
裸足で逃げ去る秀吉(何かのギャグ?)。
今回は笑いどころを
ラストシーンに持ってきたらしい。
一豊の立場を思うと余り笑えないんだけど。

 
 

 
では今週も最後に「功名が辻」チェックをどうぞ。
 
○今週の功名度→☆☆☆☆
  明智光秀の首をみすみす逃す。
  それでも3000石に加増。
○今週の愛情度→☆☆☆☆☆
  今週は久しぶりに夫婦一緒のシーンが続いた。
○今週の隠密度→ゼロ
  六平太も小りんも出番なし
○今週の太閤度→☆☆☆☆☆
  先週退場した信長様に代わって
  今週からは太閤殿下度をチェック(まだ太閤じゃないけどね)。
  明智光秀を討ち,清洲会議でも大活躍の羽柴筑前。
○今週のお笑度→☆☆
  「ぽんぽこぽん」もラストシーンも今ひとつだったかな。
 

 

 

次回は第25回「吉兵衛の恋」
吉兵衛@武田鉄矢,
「僕は死にましぇ~ん!」をやってくれないかな?
相手役が浅野温子(※)じゃなくて細川ふみえらしいから
無理か(←そういう問題か?)。


※若い人向けに念のため解説しておくと
フジテレビのドラマ「101回目のプロポーズ」で
主人公・星野達郎@武田鉄矢の相手役・矢吹薫を演じたのが
浅野温子である。
今回の大河で寧々様を演じる浅野ゆう子と共に
90年前後に一世を風靡し,
W浅野と呼ばれたのも,
今は昔の物語になった。
なお,
浅野温子の大河出演としては
01年「北条時宗」における
主人公・時宗(@和泉元彌←去年のプロレスデビューには驚いた)の
生母・涼子役がある。

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