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2006年5月21日 (日)

大河ドラマ「功名が辻」・第20回「迷うが人」

今週の「功名が辻」は
信長の発した
黒田官兵衛の子息・嫡男・松寿丸(後の黒田長政)殺害命令を
サボタージュするというエピソードが中心だった。
 
このエピソード,
秀吉が主役ないし準主役の過去大河では
定番といえるネタである。
今回も大枠では過去大河のストーリーを踏襲するものであり,
余りコメントすることはない。
過去大河では影も形もなかった一豊・千代夫妻が
松寿丸助命のため大活躍する点だけは
オリジナルだけど,
これは
主人公中心に歴史ネタを展開させるという
大河ドラマのお約束に従っただけのもの。
(むろん,それ自体は別に悪いことではない。
というか,
千代・一豊をそっちのけにして,
秀吉夫妻が松寿丸助命に走り回ったりしたら,
「功名が辻」的にはそっちの方が問題である。)
 
一点解せないのが,
一豊の報告により
偽って松寿丸を殺害しなかったことを知ったときの
信長の態度だ。
有岡城落城後に
城内にいた家臣はおろか
下働きの小物や女子供まで残酷に処刑したはずの信長が
なぜか涙を浮かべて
「早く官兵衛に会わせてやれ」などと
一豊に言ってしまうのである。
舘ひろしは段々と狂気を露にしてくる信長を演じたいという
趣旨の発言をしているようだし,
最近の演技はそれを見事に表現していたのに,
今回の一豊への対応は狂気路線から外れている。
むろん,
これは役者さんではなく脚本・演出の問題だけどね。
好意的に解釈すれば,
自分の感情をコントロールできずに,
その場その場の気まぐれで行動している信長を
表現しているのかもしれないが。

 
さて,兵糧攻めの結果,
降伏した三木城からフラフラと出てくる
城内の人間たちに混じって
久々に小りんが登場。
三木城に忍び込んで出られなくなったらしい。
飢餓のせいで眼が見えなくなっている小りんを
吉兵衛が発見して救出。
それなのに
一豊の家臣に救出されたことを知った
小りんは一豊との面会を拒否。
「こんなに痩せ細った姿を一豊様に見られたくない」と。
日本中の各家庭のテレビの前で
痩せ細っていないじゃん!と突っ込む人々の姿を
想像してしまった。
たぶん,他の大河感想ブログでも
同様の突っ込みの嵐に違いない。
それにしても
もしかして小りんはこれでフェードアウトなのだろうか?

それと,細かい話だが,
今回からようやく羽柴秀長が登場。
扱いは小さかったけどね。
前田利家の方は依然登場の気配なし。
 
 
では最後に
今週の「功名が辻」チェックを。

○今週の功名度→☆☆☆☆

  孫平次に功名を譲る余裕の見せる一豊。
  茂助も含めた3人揃って1300石に出世。
○今週の愛情度→☆☆☆
  一豊は
  自分が松寿丸殺害命令を持って帰宅したことを
  知っている素振りの千代を不審に思った模様。
  「六平太だな!?」と詰問する一豊の顔色がさえない。
  この不審を来週のストーリーまでひきずることになるか。
○今週の隠密度→☆☆☆☆
  六平太,少しは小りんの世話を見てやってもいいんじゃないの?
○今週の信長度→☆☆☆☆
  24年前の謀反を理由に重臣追放するなど,ますます暴走。
  でも一豊をあっけなく許したので狂気度マイナス1。
○今週のお笑度→☆☆☆
  演技ができない男・一豊が秀吉の命令により
  自分が松寿丸を殺してしまったかのような下手な演技をしてみせる
  というシーンを
  上川隆也が見事にお笑いっぽく表現(←ややこしいな)。
 
ところで,
今週の放送後にNHKの「功名が辻」のHPを見たら
「山内一豊出世度チェック」というコーナーができていた(笑)。
本家のチェックコーナーが充実するようならば,
うちのブログであえて○○チェックとかやる必要性も乏しいので
来週から廃止するかもしれまへん。

 
次回は第21回「開運の馬」
私にとって開運の馬と言えば,
平成5年のジャパンカップを
大方の予想を裏切って制した
レガシーワールドだな。
大河と関係ないけど。

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