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2006年5月14日 (日)

「功名が辻」第19回「天魔信長」

今週の主役は竹中半兵衛@筒井道隆だろう。

竹中半兵衛の最後の告白で,
半兵衛が千代に好意を寄せていたことが
一豊にも明らかになった。
なのに
千代の手紙では「兄のようにお慕い申し上げ」って・・・
それでガクッとして死んだんじゃないの?
 
筒井道隆の死の演技は
あっさりとしていてとてもよかったと思う。
(民放の時代劇みたいな大仰な死に方はリアリティを欠くので,
逆に白けてしまうんだな,私的には。) 

一豊としては,
もてる女房を持って
うれしいような,心配なような,というところか。
(一豊も小娘にもてるけどね。小りんとか。)
 
千代と関連する男3人の年齢差をみてみると,
半兵衛死亡(1579年)の時点で
 
 山内伊右衛門一豊(1545年生)→34歳
 竹中半兵衛重治(1544年生)→35歳
 六平太(架空人物。千代の両親死亡時に15歳くらい。一豊と同年齢?)→30代半ば
 千代(1557年生)→22歳
 
男たちとは十二,三歳分も年齢差があるが,当時としては珍しくもないのだろう。
むしろ
千代が一豊たちを魅惑していた時期が問題かも。
千代・一豊が結婚の約束をした稲葉山城落城時(1567年)には,
一豊22歳,半兵衛23歳,六平太20代前半に対して
千代は10歳なのだった。
3人とも千代に好意を寄せるようになったのは
それ以前のはず。
なんだか千代が年上を魅惑するというよりは,
周囲の男たちが・・・という方が的確な気がしなくもないが,
とりあえず千代には「おっさんキラー」の称号を差し上げたい。
 
ところで,以前もちょっと触れたが,
去年の大河「義経」にもキラーキャラ(←何だかゲームみたい)がいた。
もちろん,源義経@滝沢秀明である。
義経に魅惑された男たち(むろん,作品中の話)との年齢差をみると,
 
平清盛→41歳差,藤原秀衡→37歳差,後白河院→32歳差

当時としては親子というより祖父と孫の年齢差。
「ジジイキラー」の称号を差し上げるべきだろう。
 
そして魅惑相手3人との年齢差で比較すると
千代が計37歳差(六平太は一豊と同年齢で計算)に対して
義経は実に計110歳差。
千代VS義経のキラー対決は
年齢差で義経の勝ちぃ!
 
ああっ,くだらない話で行数を消耗してしまったような。

 
そうそう,
千代は半兵衛あての手紙の中で
一豊のことを「伊右衛門殿」って表現していた。
本来ならば,普段からこう呼ぶのが自然だと思う。
よねちゃんにも,
父上のお名前はまず通り名の方から教えた方がいいんじゃ?




さて, 
「功名が辻」も今回で第19回を迎える。
全49回の予定だから,
既に4割弱の放送を終えたわけであるが,
いまだ本能寺の変にも届いていない。
 
今後あるはずの歴史的イベントは,
主なものだけでも
本能寺の変,
中国大返し・天王山の戦い,
清洲会議~賤ヶ岳の戦い,
小牧・長久手の戦い,
天正大地震(一豊・千代の夫婦にとって最大の悲劇が・・)
秀次事件,
関が原の戦い,
土佐一国の拝領
・・・・・
とざっと見てもこれだけある。
それに何と言っても
千代のへそくりで馬揃えのための馬を一豊が購入するという
「功名が辻」の中の最大イベントが残っている(信長存命中)。
 
過去には
実質的な時間切れで最終回を迎えた大河もあるし,
(最近では,平成8年の「秀吉」が秀次事件にも到達せずに終了)
時間不足で最後が端折られてしまった例もある(※)。
 
私としては,
土佐拝領後,保身のために
一領具足の虐殺に走った一豊の弱さ,
それを咎めた千代と一豊の対立, 
これらをきちんと描いてほしいので,
製作サイドが
話数の配分をしっかり考えてくれることを
つよく希望するし,期待もしている。
 

○今週の功名度→☆☆☆
  相変わらず「功名」の意味に悩み続ける一豊。
  でも,いつの間にか1100石になっていたのね。
○今週の愛情度→☆☆
  今回は一度も一緒のシーンがなかった。
○今週の隠密度→☆☆☆☆
  六平太って半兵衛にも使われていたんだ。
○今週の信長度→☆☆☆☆☆
  ますます狂気に磨きがかかってきた。
  濃姫も家臣たちも気味悪がってます。
○今週のお笑度→ゼロ
  2週続けてコメディらしきシーンはなし。
 

次回は第20回「迷うが人」
まだへそくり馬の話にならないらしい。

(※)例えば,
去年の「義経」では
義経都落ち後の奥州藤原氏編が
最終2話分だけになってしまった。
「義経」は後半では
回想シーンを何回も入れたり,
腰越状関係の話で3話も使ったりと,
話数の無駄遣いとも思えるような演出があったにもかかわらず,
である。
「炎立つ」(平成5年~6年)以来の
奥州藤原氏ファンの私としては
正直ちょっと悲しいというか,寂しいというか。
でも
滝沢義経の自害シーンが美しかったので
すべて許そう(笑)。
自害直後の”義経ドッカーン”(持仏堂の屋根が吹っ飛ぶ)には
視聴していて手をたたいたし(皮肉じゃなくて本当に),
大河というよりもファンタジーとして楽しめた。
なお,
義経が実際に自害するシーンが映像化されるのは
非常に珍しいそうで,
(義経の生死を曖昧にする映画・ドラマが非常に多い。
義経=ジンギスカン説を視野に入れてのことと思われる。)
この点では「義経」を高く評価すべきだろう。
(実のところ,
「義経」でやたら強調されたキーワード「新しき国」とは
実はモンゴルだった,
というオチにならないかとちょっと心配してた。)

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コメント

やったぁ,ついに読破しました。
すごい達成感。

それにしても年齢に注目して見ると
違ったおもしろさ??がありますね。
「ジジィキラー」の称号を上げたい人を
他にも探してみたいとか。

49話までがんばってね。

投稿: びる子 | 2006年5月18日 (木) 00時10分

>>びる子様
読破していただき,
ありがとうございました&お疲れ様でした。
何とか49話までがんば・・・れるかな?

投稿: かわうそ | 2006年5月18日 (木) 22時00分

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