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2006年4月12日 (水)

続・日本の世界遺産

昨日に引き続いての日本の世界遺産紹介です。
 
今回ご紹介するのは京都市・左京区にある
「鞍馬寺」です。
源義経がまだ「遮那王」と名乗っていた頃に
ここで修行に明け暮れたという話は
余りにも有名ですね。
去年のNHK大河ドラマ「義経」でも
鞍馬山で修行に明け暮れる
タッキー義経が描かれていました。
 
では,ネット上の旅行・観光サイト「じゃらん」における
鞍馬寺紹介ページを見てみましょう。
http://www.jalan.net/kanko/SPT_150161.html
 
同サイトから一部引用します。
 
>奥の院には、650万年前に人類救済の命を受け、
>なんと金星から降臨したと伝えられる護法魔王尊が祀ってある。
 
さらりと書いてあって読み流してしまいそうですが,
よくよく読んでみると・・・
 
650万年前!?金星から降臨!?
 
もしかして
あの有名な鞍馬寺と同じ名前を称する
どこか別のお寺なのかと思いきや,
場所は間違いなく
京都市左京区鞍馬本町。
 
ネット上でもうちょっと調べてみますと,
魔王尊の名前は「サナート・クマラ」(「クラマ」ではありません)
というらしいです。
この魔王尊の像は
鞍馬寺の奥の院・魔王殿に置かれているそうで,
650万年前とか金星から降臨とかの説明文もそこにあるとか。
 
去年は大河ドラマ「義経」の関係で
相当数の観光客があったんじゃないかと推測されますが,
説明文を見た皆さんは
さぞかしびっくりしたげな~。

この大河ドラマ「義経」では
鞍馬山中において
タッキー義経が
鬼一法眼@美輪明宏の特訓を受けて
法眼があやつっている空中飛び回るムササビたちを相手に
太刀を振るうというシーンがありまして,
(番組を見てない人には信じられないかもしれませんが,
ホントに大河でこれをやったんです。)
少なからぬ大河ファンから
「こんな大河があるか!」という批判を受けたりする
ということがあったんですが,
今から思えば案外と
鞍馬山にふさわしい内容だったのかもしれませんね。

なお,
鞍馬寺の本来の縁起によると,
鑑真の高弟鑑禎が
今から1230年程前(宝亀元年(770年))に
草庵を結んで毘沙門天を安置したのが始まり
とされているそうです。
650万年前(新生代第三紀中新世)とは桁が3つ違います。

 
(補足説明)
鞍馬寺は元々は天台宗のお寺でしたが,
昭和24年に独立して「鞍馬弘教」となっています。
650万年とか金星云々というのは,
それよりも後に出てきた話ではないかと。

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受信: 2006年4月23日 (日) 08時07分

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