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2006年4月30日 (日)

「功名が辻」第17回「新しきいのち」

まずは
今週の「功名が辻」チェック(5段階評価)

○今週の功名度→☆
  今週も功名なし。転戦に次ぐ転戦のはずなのに
○今週の愛情度→☆☆☆☆☆
  千代,女の子を出産せり
○今週の隠密度→☆☆☆☆
  今週も六平太が活躍すれど,小りんの出番なしでマイナス1
○今週の信長度→☆☆☆☆☆
  怒りの信長様,キターッ!
○今週のお笑度→☆☆
  旭の手鼻ネタだけ。ちょっと下品

 

冒頭,
おなかが目立って大きくなった千代のために
赤ちゃんのための肌着(←正式名称が分かんない)を縫う
一豊の母・法秀尼@佐久間良子と伯母・きぬ@多岐川裕美。
超が付くベテラン女優のお2人だが,
美しく年齢を重ねておられるのはさすがである。

そこに
同じく身重の堀尾茂助の妻・いと@三原じゅん子が登場。
中村孫平次の妻・としの男児出産を
千代たちに知らせただけで去っていった。
それだけなら
何も身重をおしてまで
無理して一豊宅に来なくてもいいのに。
法秀尼も「騒々しい方じゃ」と苦笑。
それにしても
こんなに明るい三原じゅん子というのは,
その昔の
「GO!GO!チアガール」の”姉御”役を
記憶している者としては
違和感がありまくり。
若い人には分からない話だな,スマン。

 

男たちのほうに目を向けると
竹中半兵衛@筒井道隆の肺病が
だんだん悪化してきたようで,
秀吉は一豊を連れて半兵衛宅を見舞い。
対面した半兵衛はやはり顔色が悪く,
いかにも具合が悪そう。
(もっとも初登場時から
青白かったような気もするが)

半兵衛はゴホゴホと咳をしながら
「それがしの遺言と思って聞いてくだされ。」と
前置きした上で,
上杉と戦になっても
北国に援軍に出てはならないと
(例の感情のこもらない台詞回しで)秀吉に忠告。
 

その後,
信長による転戦に告ぐ転戦,
更には安土城建設への従事により,
秀吉や一豊たちは1年以上も長浜に帰れない状態が続く。
 

 

そんなある日,
千代が池の畔の小屋で涼んでいると
音もなく六平太が登場。
「何も言わずに1年以上もどこに行ってたの?」
という千代のセリフからして
1年以上も前に姿を消していた模様。

上杉,毛利の情勢調査に行っていた,
姿を消す前に一豊にはきちんと別れを告げていた,
と述べる六平太。
一豊は六平太が去ったことを
黙っていたわけだ。
確かに,一豊にとっては
千代に話しづらいだろう。
六平太絡みのことを千代に告げるとすれば,
小りんのことにも
どうしても触れざるを得ないからね。
(なお,小りんはどこかに姿を消したとのこと。)

加えて
六平太の思い人が千代であることを
一豊もそれとなく気づいていて
六平太の話題を忌避する気持ちもあるのかもしれない。
六平太,ちょっとストーカーっぽく思われてるのかも。

その六平太,
千代に対して
一豊を上杉謙信との戦いに向かわせないように忠告。
半兵衛と同じ結論に達したようだ。
ただ,
半兵衛が軍師の立場から
秀吉や一豊に自分の考えを伝えたのに対し
六平太が千代にこの話を伝えたのは
「千代が悲しむ顔を見たくないからな。」が理由。

そんな六平太だが,
他人の妻になって
身ごもって大きなおなかである千代を見ていて
どんな気持ちなのだろうか。
複雑な感情を持ちつつも
無理してダンディーに振舞っているようにみえる。

と思いきや。
その場で突如,産気づく千代。
六平太は大あわてで
せっかくのダンディーさも崩壊。
この辺りの変化も上手い。さすがは香川照之である。

 

その夜,
千代は無事に女の子を出産。

出産といえば,
去年の大河「義経」では
静@石原さとみが
リアルな陣痛・出産シーンを演じていたので
今回はどうかな,と思っていたのだが,
千代はスムーズに出産。
静と千代ではシチュエーションが違うから当然か。
というか,
陣痛で苦しむ姿を正面から映し出した「義経」の静の方が
例外的なのだろう。
(静の場合は,
出産直後に赤子が殺害されてしまうので,
産みの苦しみを強調することで,
後の静の悲しみがよりいっそう印象付けられることになる。)

 

出産してしばらくした後,
千代は
秀吉の妹・旭の新しい夫・副田甚兵衛@野口五郎の求めに応じて
気が塞いでいる旭の見舞いに行く。

登城した千代は旭に向かって
「気が済むまで私を打ってくださいませ。」
と告げる。

オラ,そんなことできねえだ,
とでも言うだろうと思っていたら,
旭は千代に擦り寄ってきて
左ほおをバッチーン!
本当にぶつなんてひどいよ~(泣)。
フェイントであった。

ぶたれた千代は
旭に向かって
自分の母親が目の前で殺された日のことを話した上で
戦国の世に生きる者は
赤子のように
お腹がすいたら食べ,眠りたいときには眠り,
泣きたければ泣き,怒りたければ怒る,
それでいいではないか,
と諭す。
影で聞いていた甚兵衛も姿を現し,
一緒に秀吉様に向かって怒ろう,と旭に告げる。
大声で泣き出す旭。
吹っ切れたようだ。

千代のセリフがとてもよかった。
よく考えてみると,
明日の命も知れない戦国の世に生まれちまった以上,
好き勝手に生きようや,
という意味にも取れるのだが,
この際,細かいことは気にしないこととしよう。

この後,
泣きながら手鼻をかむ旭に驚いて
甚兵衛がはな紙を差し出すというギャグがあったけど,
あんまり面白くなかった。
野口五郎といえば,
かつて「カックラキン大放送」(←これも若い人は知らないだろ)で
活躍した人なので,
今後のギャグの冴えに期待。
登場シーンがどの程度あるのか分からないけどね。

 

さて,
安土築城も一段落し,
1年ぶりに帰宅した一豊は
庭で娘「よね」と初めて体面するも,
怖がって泣く「よね」に苦笑い。
へえ~,最近は赤ちゃんでも怖がる演技ができるのか,
と驚くと共に感心したが,
その後の部屋の中でのシーンでも
「よね」は一豊に抱かれた途端に泣いていた。
どうやら
「よね」役の赤ちゃんが
上川一豊と相性が悪くて泣くので,
それに合わせて脚本を作ったというのが正解かな。

 

一豊は長浜在住中に
明智光秀の妻・槙の求めに応じて
千代と共に坂も途上を訪ね,
光秀・槙夫妻とその末娘・玉に面会。
前に岐阜城下で
千代が玉と出会ったときには
玉はまだ七,八歳の子役だったのが,
今回は長谷川京子になっていた。
玉についてだけ20年近い年月が流れたらしい。
特殊相対性理論か何かか?

 

場面は変わって安土城。

安土城の素晴らしさを自慢する信長に対し,
濃姫は「そんなことよりも」と言った上で,
情けを持たないと家臣は付いてこないと忠告。
怒った信長は忠告を無視して部屋を去る。
このシーン,
次第に顕わになってきた信長の狂気を
描きたかったんだろうけど,
築城がなった城を見せたくて呼び寄せた正室に
お祝いの言葉もなくいきなり批判されたんじゃ,
信長じゃなくても怒ると思う。

その信長,安土城内の軍議で
秀吉に北国にいる柴田勝家への援軍を命じる。
ちょっと抵抗する秀吉だったが,
信長に凄まれてすごすごと退散。

 

長浜に戻った秀吉は
信長を説得できなかった弱気を半兵衛からなじられ,
家臣たちと頭を抱えるが
出陣しないわけにもいかない。
ここで
なぜか半兵衛ではなく
前野長康@石倉三郎が知恵を出す。
秀吉軍はいったん柴田陣営に到着するも
勝家が出迎えに来なかったのは
自分たちは来なくてもいいということかと
難癖をつけ,
激怒した勝家から「帰れ!」と言われたのを
言質にして
本当に長浜に帰ってしまったのである。

帰ったのはいいけど,
当然,信長は激怒し,
「猿の首をはねよ」と命令。
秀吉と家臣たちは大ピンチに。
この策のどこが「知恵」じゃい!(怒)

石倉三郎の意見なんかを採用するから
こーなるんだ。
筒井,目の前で聞いていたのに
何故止めないんだよ。
おかけで上川様がピンチじゃねーか。

・・何だか,怒りのあまり
役と俳優の区別が
だんだんと付かなくなってきたな。
(石倉さん,筒井さんのファンの方がいたらすいません。)

 

次回は第18回「秀吉謀反」
予告映像で
どこかの城の天守閣がドッカーンと爆発。
まさか長浜城?
(↑そんなわけないだろ!と突っ込んで。
もちろん,
名茶器「平蜘蛛茶釜」と共に自爆した武将の話のはず。)

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