« 座敷わらしに会える旅館 | トップページ | 日本の世界遺産 »

2006年4月 9日 (日)

「功名が辻」第14回「一番出世」

今回は信長様が登場しなかったこともあり,
オープニングのキャストロールで
トリをつとめたのは羽柴秀吉@柄本明。
柄本は大河でもおなじみの超ベテランだが
(「太平記」の高師直はとても良かった。
今回の大河でのセリフの聞こえづらさは
何かの間違いだと思いたい。),
トリになっているのははじめて見た。
 
さて,信長が出なかったことからも分かるように,
今回は歴史上のストーリーはほとんど進展なし。
すごろくでいえば,一回休み,みたいな感じである。
 
その代わり,
ホームドラマチックなストーリーがからみあう展開だった。
 
まずは,
一豊の出世をめぐる男たちの感情の行き違いの話。
禄高400石になった一豊に対し,
同僚の中村孫平次(一氏)と堀尾茂助(吉晴)は150石のまま。
孫平次は城下での普請の現場で
茂助に対して一豊への嫉妬を口にする一方,
城内では
一豊を「伊右衛門様」と呼んで頭を下げる。
 
きっとこのあとに
何か出来事があって
わだかまりが溶けるんだろうと
思って見ていたら,
結局,今回は最後まで
孫平次との仲はそのままだった。
もう一方の
茂助は最後に女房・いと@三原じゅん子と
一緒に一豊宅に風呂に入りに来て仲直り。
なんだそりゃ。
 
気になったのが,
150石と400石って
そんなに差があるものなのか?
ということ。
禄高そのものよりも
知行取り(自身に領地あり)と
蔵米取り(米の現物支給)の違いを
強調した方が分かりやすいんではなかろうか。

 

もうひとつのストーリーは,
秀吉の母・なかと妹・あさひの登場。

なかの方は
秀吉がいつの間にか
城内に呼び寄せていたらしい。
そうとは知らない千代は,
百姓の媼かと思い,
野良仕事を手伝ったりしたところ,
あとで秀吉の母親と判明し,
一豊と夫婦そろって平伏するという
水戸黄門的の印籠取り出しみたいな展開。
何だかな~と思ってしまった。
それと,
秀吉が寧々を浮気で悩ませていることに怒ったなかが
秀吉にビンタを食らわせるシーン,
ビンタが優しすぎ。
かつての大河「秀吉」(もう十年前になるんやね)の時は,
たしか市原悦子が竹中直人に
思いっきりビンタを食らわしていたはず。
以前の回の
光秀に対する信長の折檻シーンもそうだったけど,
体罰は本気でやらないのが
今回の大河の方針なのだろうか。
上川一豊には
体を張った顔面打ちギャグをやらせているのに。
 
文句ばかり書いたが,
なか@菅井きんの名古屋語の台詞回しは
たとえ何ちゃって名古屋語だったとしても,
違和感なく自然に聞こえた。
流石に超ベテランである。

あさひ@松本明子だが,
なぜか
新右衛門の妻・ふね@熊谷真実とそっくり。
二役で再登場かと思ったげな。
松本明子って熊谷真実の妹だっけか?(そりゃ松田美由紀だ。)
それにしても
83年組のアイドルの中で
最後まで生き残るのが松本明子になるとは
当時は思いもよらなかった。
もっとも,
岩井小百合は今でも歌手活動を続けているらしいし,
小出広美はたまに雑誌で・・・って
大河と関係ないのでやめとこう。

千代と一豊の会話の場面だが,
今回はたくさんあって私的には大満足。
千代が
風呂に入っている一豊から
同僚の態度についての愚痴を聞いているシーン,
一豊が寂しげな様子を見せたときに
「心得違いです,と言いに
これから中村様と堀尾様のところに行きます!」
と行きそうになる千代を
あわてて一豊が止めるというコメディに笑った。
大河なんだから,
顔面を打つみたいな体を張ったギャグよりも,
この場面のような
会話のやり取りで笑わせるコメディの方がいいと思う。
 
それでもギャグが面白ければいいのだが,
今回のはつまんなかった。
千代が寧々の着物の裾を
踏んづけるだけなんだもんな。

 
  
次回は,第15回「妻対女」

タイトルから想像がつくとおり,
小りんが再登場。
ちょっと楽しみ。

|

« 座敷わらしに会える旅館 | トップページ | 日本の世界遺産 »

コメント

どうでもいいですが,岩井小百合懐かしいです。小出広美は知りませんがって大河と関係ないですね・・・。

投稿: あまおうじ | 2006年4月10日 (月) 23時24分

>あまおうじ様

岩井小百合には
今でもオフィシャルHPがありますです。
http://www.iwaisayuri.com/

去年暮れにはCDのBOXを発売しているようで,
息が長い活動をしていますね。

投稿: かわうそ | 2006年4月11日 (火) 21時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/170425/9512514

この記事へのトラックバック一覧です: 「功名が辻」第14回「一番出世」:

« 座敷わらしに会える旅館 | トップページ | 日本の世界遺産 »